最初のお断りしておく。いかなる理由でも、戦争は認めないのが私のスタンス。しかし、敬礼の出てくる映画ー即ち戦争映画は大好きなのだ。日頃はマイナーな映画ばかり追っかけているのに、DVDコレクションはその手の戦争映画ばかりなのだ。

 スピルバーグ作品「プライベートライアン」。亡き上官への深い追悼を込めた敬礼シーン近くなるともうだめ。じわ〜っと涙が(もう10回近く観てますが、毎度…)  

 あるいは「眼下の敵」。国こそ違えプロとしの力量を認め合った二人の艦長が交わす敬礼。「カッコイイ」。おそらく、その手を上げた瞬間の静かな佇まいに、少年時代からの艦長という職業への憧れと羨望がよみがえる。

 「ファイナルカウントダウン」という作品があった。アメリカ海軍の空母がタイムスリップして、真珠湾攻撃に向う日本軍と衝突する荒唐無稽なお話。そのラストで空母離陸する戦闘機のパイロットが、コックピット内からチラット地上支援員に敬礼しながら飛び立つシーンがあり、このシーンみたさに何十回も観てしまい、ビデオテープはぼろぼろになってしまった。

 と、おばかな行為を未だに飽きもせず、繰り返しているのだが、一つ教えられた事がある。それは、明らかな意志、気持ちを込めた身体行動、例えばお辞儀の所作。少なくとも、お店に来て頂いたお客様には感謝の気持ちを込めた敬礼、じゃなくお辞儀を忘れてはいけないという事を艦長や兵士から学んだこと。けだし、映画とはすごい存在ではある。(店主)

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