四天王子に続いて、岡崎「みやこめっせ」でも古書市です。開催二日目、雨の中出かけました。

四天王子と違って、格安均一コーナーがありません。だから、獲物を狙う狼みたいな視線で棚を見ていきます。しかし、集中力の欠如のため、すぐに飽きてきます。そんな時、以前は会場から離れて休憩していましたが、最近は物色中の他の方の買い物かごを眺めます。お〜こんな本集めてるとか、へ〜、よく見つけるなぁ〜とか感じているうちに、がんばろうと気合いが戻ってきます。

 で、見つけました。あんまり、見向きもされない本を。サントリー社長佐治敬三の「新洋酒天国」(文藝春秋)、岩男淳一郎「絶版文庫発掘ノート」(青弓社)、澤野久雄「卓上流浪ーだらか居る食事どきー」(平凡社)とか、面白い本に加え、「これは真面目な写真集である」というキャプションの付いた南伸坊の大爆笑写真集「笑う写真集」(太田出版)、写真家ホンマタカシの「たのしい写真 よい子のための写真教室」(平凡社)という大人向け写真の歴史を楽しめるという写真関係の本も見つけました。

 しかし、なんと言っても収穫は、渡辺保の「能ナビ」(マガジンハウス2010年発行定価3200円)です。お能ファンの私にとって、すごく刺激になった一冊です。図書館で借り、その後新刊書店で買おうか散々迷った本でした。お能の名作25作品の粗筋をたどりながら、演劇としての能の面白さを解明してゆきます。観世会館に行く時、その途中にある府立図書館に立ち寄り、その日の演目のお勉強してから出かけましたが、よく貸し出し中でした。もう、これで、観劇の時に不自由しなくても済む!

 でも、これお店の商品なんですよね。オープンしてから、しばらくはお能関係の本全く売れませんでしたが、ここ数日で数冊動いていました。う〜ン
そのお客様に持っていかれそうな予感がします。

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