本日から、ギャラリーでは「EUSOL MUSIC COLLECTION」が始まりました。何十年も前からお付き合いの音楽仲間が自分の膨大なLP、CDコレクションの中から選んだものを展示、販売しています。

大学卒業後、初めての会社は輸入レコードの卸、販売会社でした。当時は、もちろんインターネットもなく、CDすら世に出ていませんでした。音楽を聴くには、LPを買う以外に手がない時代でした。そして、海外からの情報も少なく、当時の音楽小僧達は、ビルボードのチャートを見ては、数少ない輸入レコード店に走るぐらいしか新しい音楽に接することが出来ませんでした。

その輸入卸元で、最初は海外との取引の見習いから始まり、当時盛り上がったウエストコーストサウンドの一杯詰まったLPを持って、アメリカ村のレコードショップやら、雑貨屋、カフェを回ったりという営業をやり、最後は京都の店を任されました。会社はその数年後、社内のゴタゴタで空中分解。違うレコードショップに移って10年間程、今度はパンク少年や、メタル小僧に、ゴシック少女がお客様でした。この時は、インディーズレコード花盛りの時代、音楽シーンも多種多様なサウンドが入り乱れ、私には一番刺激的な10年間でした。多分、この刺激に満ちた時を過ごしていなかったら、私の感受性はきっとつまらないものになっていたでしょう。

ギャラリーでは、今もロック小僧でいられる自分を作ってくれたLPやCDがズラリと並んでいます。音楽を聴かない人も、そのセンスのいいアルバムジャケット見るだけで楽しいと思います。

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