中古DVDの販売を少し始めました。なるべく、他では見かけないDVDばかりを集めた「ほほ〜ぉコレクション」第一弾です。

先ずは、日活ロマンポルノの一時代を作った小沼勝と、あの時代を捉えたドキュメンタリー「サディステイック&マゾヒスティック」(1000円)。

そのアバンギャルドな製作現場や、当時の女優さんへのインタビューを通して、ピンク映画の一つのジャンルとして日本映画の隅っこに追いやられた一群のロマンポルノの面白くて、奇妙な世界に光を当てます。お金もない、時間もない、というぎりぎりの状態の製作現場から飛び出した多くの才能。役者も監督も今や日本映画界の第一線を支えています。アカデミー賞受賞の「おくりびと」の滝田洋二郎も「痴漢電車シリーズ」

痴漢電車 もっと続けて (1982年) /痴漢電車 満員豆さがし (1982年)/痴漢電車 ルミ子のお尻(1983年)/痴漢電車 けい子のヒップ(1983年)/痴漢電車 百恵のお尻(1983年)/痴漢電車 下着検札(1984年)/痴漢電車 ちんちん発車(1984年)/痴漢電車 極秘本番(1984年)/痴漢電車 聖子のお尻(1985年)/痴漢電車 車内で一発(1985年)/痴漢電車 あと奥まで1cm(1985年)

と数年の間にこれだけ仕上げた人でした。しかし、笑ってしまうタイトルですね。

「官能団地 上つき下つき刺激つき 」(1982年)、「痴漢宅配便(」1986年)とセンスと品の良さが感じられる作品も作ってました。このドキュメンタリー映画を監督したのが、「リンク」等でお馴染みのジャパニーズホラー界の巨匠、田中秀夫というもの面白い組み合わせです。
さらに、「日活ポルノ裁判」「猥褻の研究」といった本もご用意しています。

もう一本、映画史に関するドキュメンタリー「アメリカンニューシネマ」(1500円)。50代以上の皆様、お待たせいたしました。「イージーライダー」に始まった70年代アメリカンニューシネマ。あの時代を駆け抜けた監督、役者、脚本家達十数名が登場して、自分たちの作品を振り返ります。作家性主体の作品を連発、時代の最先端を突っ走りましたが、結局ハリウッドの資本家の逆襲にぶつかり、大作主義へと路線転換。今日の大没落の原因にもなりました。代表作「タクシードライバー」(1200円)もございます。これは、本編もさることながら特典についている70分の「誕生から喝采まで」というドキュメンタリーが必見です!

このドキュメンタリーに登場する「ラストショー」監督でもあり、映画評論家でもあるピーター・ボグダノヴィッチの超分厚いインタビュー集(厚みは約6cm800ページ)「私のハリウッド交友録」(エスクワィア2500円)も、これまた面白い一冊。アメリカを代表する俳優へのインタビュー集ですが、インデペンデント映画界の雄、ジョン・カサベテスへの対談は貴重です。

その他、快眠をお約束できるアンドレイ・タルコフスキー「惑星ソラリス」や、候考賢「非情城市」なんかもご用意しましたので、ご覧下さい。なお、このコーナーは常設のつもりですが、ネタがなくなれば終わらせていただきます。

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