銅版画、木版画、ポストカード、クレパス画等、朱女さんワールド満開の個展が本日より開催です。

早速、お気に入りの作品を見つけました。

先ずは、この灯台を描いたクレパス画。寂寥感溢れる闇の中、霧の向うにかすかに見える灯台のシルエット。灯台守は、古い机の前に座って、長年使い慣れたコップで、温かいココアでも飲みながら、世界の涯に連れて行ってくれる小説でも読んでいるか、或は、静かに暗い海をじっと眺めているのかと、思いを巡らせてしまいます。

入り口付近に飾ってある水彩画も、文句なく気持ちよくさせる作品です。沙漠の中の道を、お城みたいな建物に向かって歩く、三匹の象さん家族。「幸せは歩いて来ない、だから歩いて行くんだね」なんて歌いながら、えっちらおっちら行進しています。その楽しそうなこと。

それに、クレパス画で、木馬を描いた作品。これ、馬の後ろをすぅ〜と流れる風が素敵です。この木馬はどんな子どもを遊ばせていたんだろうなぁ〜。その人が大きくなって、木馬と対面して、いやぁ〜お久しぶりと語っているようなお話ができそうな世界です。ちょっとセンチメンタルな風が吹き抜けるような気分です。小さなサイズの作品が多いのですが、どれもお話が紡げる様な絵や版画で、本屋のギャラリーにぴったり。

そして、圧倒的にポストカードの種類が多い。どれも楽しくてカードを選ぶだけでウキウキしてきます。春爛漫、可愛くて、ちょっと妖艶で、楽しいアートを探してみてください。

 

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