本日より、Kotohanaさんの「ペーパークイリング」展が始まりました。彼女の個展は、今回で三度目。開催の度に技術力が上がり、表現力もアップしています。

 

「ペーパークイリング」というのは、簡単に説明すると、細い紙(2㎜〜6㎜幅くらい)をクイリングバーという棒でクルクル巻き、小さな円や楕円、四角や三角を作ります。その小さな部品を集めて花やお菓子や動物を作るのですが、不器用な者からすると、考えられない様な細かい作業の積み重ねで、実に根気のいるアートです。英国で生まれたもので、もともとは製本した聖書の細い切れ端を鳥の羽根(quill:クィール)で巻き、宗教道具や絵画を飾ったのが始まりとか。一枚の紙切れが、くるくる、くるくる、さらにくるくる巻かれて集まり、花に、木になっていく。紙に命がふきこまれた結晶です。

5点連作の作品など、遠くから見ていると、綺麗な花が並んでいるという印象ですが、近くでよく見ると、花びら一つ一つを紙を巻いて仕上げてあるという、時間のかかる作品です。形や大きさを揃えるまで、どれほどたくさんの花びらを巻いた事でしょう。手作業はその繰り返しの中から美しいものが生まれます。

作品を並べながら、もう次の企画を練っている作家の話を聞いていると、こちらまで夢がふくらんできます。ここからまた大きな、斬新な作品が生まれでる事を期待しています。

今回は、ちょっと早いですがクリスマスに最適な小物も含めて、多くのグッズを並べてくれました。プレゼントにいかがでしょう。

ご覧になって、私もやってみたい!と思われた方のために、初心者向けのキット(解説書付き)も販売しています。講習会など、お気軽にお尋ね下さい。(女房)