小さな額絵がずらーっとギャラリーの壁に並びました。宝石のようにキラキラして、なんとも可愛い作品展。

白崎和雄さんは、もともと油絵を描かれていたのですが、2年程まえから小さなガラス絵の世界に魅了されたということです。なんでも息子さんの奥様がネイルアートが得意で、それを見ているうちに、ガラスに絵を描こうと思いつかれたとか。ネイルカラーは、速乾性があるので、その時の勢いで描けるのがとても面白く、上手くいったときの爽快感は格別。対象と向き合って、サッと描く。バラの花も、アスパラガスも、みずみずしい感じがそのまま絵になり、潔くて逡巡がありません。コツコツ時間をかけ、深く掘り下げるものではなく、どちらかというと、白い紙に一気に筆を走らせる書のような感覚かもしれない、と思いました。

「タンポポの綿毛」(写真下)は可愛くて、このまま部屋に飾っておきたいと思ってしまいました。ホント、愛らしい!スピードが勝負といっても繊細でやさしげ。これらのガラス絵は、裏側から描いていき出来上がると裏返すので、一番前になるものから先に描くと解説していただきました。速く、瑞々しく表現する技を2年で習得されたのはすごいことです。

店長が「懐かしい!これ好きやな・・・」と、呟いたのが、「ビー玉」(写真右)でした。つるんとした艶は、ネイルカラーの特性とよく合っています。それと、白崎さんの絵が入っている額が、とても素敵です。小さないい額があると買っておいて、絵を合わせるのが面白いのにちがいありません。そういう楽しみが、小さな作品にいっぱいつまっています。

ここ2年間で描かれた50点ほど、一堂に並べていただきました。お宅の庭の花、野菜や置物など、身の回りにある好きなものを、すぐに描くことが楽しくてたまらないって感じが伝わってきます。(女房)

白崎和雄「ネイルカラーで描くガラス絵展」は6月26日まで。作品はすべて販売しております。