暑い毎日が続いています。京都五条通りで毎年行われる「陶器まつり」も、暑いのと突然の大雨などの影響でしょうか、今年は「さっぱりでしたわ」と、関係者の方から聞きました。

本日から始まった「器(うつわ)展」の長元宏さんも、五条陶器まつりにいつも出店しておられます。1959年京都生まれ。現在は、日吉町胡麻で作陶されています。

陶器まつりや、以前グループ展などで購入した長元さんの器は、使いやすくて我が家のごはんにはよく登場します。グレーがかった青の表情が素敵な器は(写真左上)、ガラスのようなつるっとした手触りで汚れも付きにくい(うちでも一回り小さな器を使っています)。貫入の美しいお皿(写真右)は、また違った趣で、むっくりした温かさがあり、夏野菜の素揚げでもフルーツなど、なにを盛っても美味しそうですね。今回の新作でスッキリした意匠のお皿(写真左下)も、ちょっと心魅かれています。大きな声で自己主張しないけど、はっきりした輪郭をもった器たちには、作家の人柄が出ているような気がします。

量販店などでそこそこの食器が手に入ると言われていますが、一つ一つ微妙な表情をみせる器を手に取ってみれば、ちょっと豊かな気持ちになります。終活に向けて食器の整理は課題のひとつなのですが、綺麗な片口をお酒の好きな友人のプレゼントにしようかな、と思ったりしています。

壁にかかった花器は、今回の個展で初めて見ることが出来ました。金属を思わせる質感とシャープなフォルムは、和洋を選ばず、また、花を活ける口が、正面と上方にありどちらでも使えます。小さな花でもOK。挿すだけで様になるのが私などには助かります。

さりげなくモダンな長元宏さんの器をぜひ一度ご覧いただければ、と思います。(女房)

長元宏 器(うつわ)展は8月29日(火)〜9月10日(日)まで

  月曜定休日

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