日本各地の素敵な村を紹介する新聞「日本で最も美しい村連合」(450円)の最新号は、北海道の鶴居村。毎年当店でのネイチャートークでお馴染み「ヒッコリーウィンド」オーナー安藤誠さんの牙城です。ページを捲ってみると、やはり大きく掲載されていました。

鶴居村は、北海道道東。阿寒湖と釧路湿原の間に広がる人口2500人程の小さな村です。村の名前通りにタンチョウと人々が共生しています。この地にロッジ「ヒッコリーウインド」をオープンして20年。安藤さんは「鶴居村は、鶴が居る村ではなく、正確には『鶴が選んだ村』。自分の住む村を大切に思い、誇りを持つことにリスペクトできているかが重要です。」と村への愛情を語っています。田舎に暮らす子どもたちの意識を変えることが重要であり、「いったん、外に出てもいいから、また戻ってきたくなる村にする。大事なのはタレントやオリンピック選手ではなく魅力ある村民を輩出すること」が、村を良くしてゆくのだとも。

ほかにも魅力的な人が住んでいます。小説「大草原の小さな家」に憧れて、ゲストハウス「ハートンツリー」を営む服部さんご夫婦。創業100年を迎えた老舗ホテルのオーナー和田さんは、宿泊客を連れてネイチャーガイドを行い、必ずタンチョウが見えるスポッットまで連れてゆくそうです。

鶴居村周辺の大きな地図には、この地に棲息している動物達が紹介されています。キタキツネ、エゾシカ、エゾユキウサギ、エゾヒグマ、オジロワシ等々。私は、ここで日本最大の猛禽類オオワシを見ました。もう堂々たる姿。夏のご旅行のプランにぜひ加えて下さい。

一方、高知発のフリーペーパー「とさぶし」最新号も入荷しています。「地域の名のつく種」として、各地で、種を採り、植え、収穫してきた作物が紹介されています。それらの作物が収穫されている地域の名前を冠にした野菜ばかりです。田村かぶ、大豊在来きゅうり、中追大根、潮江菜、日南のぼたなす、下知ねぎ、大道の昔高菜、本川じゃがいも等々が、生産者の方々の顔とともに掲載されています。どこで生産されているかの地図もあります。