女性二人が作っているミニプレス「ucaucaうかうか 2」(税込864円)を入荷しました。

「女子後の生き方」というタイトルがついていますが、女子と言われる年代が過ぎて、おばあさんになるまでの間をどう生きたらいいか、を模索しています。その場合の「女子後」は、男性から可愛いと思われたい、出産年齢は過ぎたものの恋愛から結婚という目も捨てきれない年代を指している様です。40歳を過ぎて選択肢や可能性が減って行く焦りや、この先の不安など、どれも解る様な気がします。前向きに頑張って「出来る女」を目指して走ってきたものの、体力の衰えや男性優位の社会の中で、疲れなどたまっていることも多いはず。

「老眼鏡」を「シニアグラス」と言い換えたりして、抵抗する姿も健気です。記事の中の、老眼鏡の選び方の取材で、「とにかく見える眼鏡をください、ではなく、何がみたいのか、が重要だ。」と指摘されたことは、なんかすべてに通じている様な気がしました。見たいものがあるのなら、弱ってきた視力をカバーしてかっこいいシニアグラスをかければいい。年齢で決めるのではなく、自分が着たい服に合わせて、歩きやすい靴を履いて、行きたい所へ出掛ければいい。やりたいことを見つけたら、この歳から…..などど躊躇せずに始めれば良いということです。音楽について、姿勢について、色々なインタビューの中で見つけた言葉が、生きるヒントになりそうです。この年代の生きて行く悩みや迷い、本音を、正直に語り合ったミニプレスは珍しいかもしれません。面白い切り口だと思います。

可愛いいフリをしなくてもよくなった分、自分を肯定して、少し自由になった時間を楽しめばよいだけ。歳をとっていく自分と怖がらずにつきあっていきましょうよ。と、女子の成れの果てになった私などは思いました。物や情報の溢れる時代に生きてきた女子たちは、思っている以上にそれらに振り回されてきたのかもしれません。

「女子」と言えば、神戸発ミニプレス「ほんまに」(476円+税)の最新号の特集は「わたしたちの少女文化」ですが、その中でも「タカラヅカ」が大きく取り上げられています。

宝塚歌劇でしかあり得なかった大ヒット作「ベルサイユのばら」の、少女マンガと宝塚との幸福な出会い、ジュンク堂書店神戸さんちか店にある宝塚関連本のコーナー、宝塚初心者の夫を連れて観劇したエピソード等々、宝塚ファンでなくても面白い話が満載です。それに加えて、少女画の巨匠高橋真琴さん(宝塚歌劇ファンです)と、高橋さんが尊敬する画家石阪春生さんのインタビューも素敵でした。(女房)