山形県、置賜(おきたま)地方で、、開催されたブックフェス「Book!Book!Okitama」。そのイベント関係者のお薦めの一冊や、ゲスト参加した高橋みどり、甲斐みのり、永江朗等のエッセイを収録したミニプレス「ndanda!(んだ・んだ)2」(750円)を入荷しました。

「Book!Book!Okitama」で開催された一箱古本市に、出店した方々が選ぶ「わのおすすめ、この一冊」が、面白いです。岡崎武「古本道入門」みたいな、いかにも古本好きならではのセレクトもありますが、ウンベルト・エーコ&ジャン=クロード・カリエール「もうすぐ絶滅するという紙の書物について」という、本屋がドキリとする本も登場します。この本を推薦された装丁家は、日本語装幀が素晴らしいと書かれていますが、私も手に取った時にそれは感じました。

さすがだと思ったのが、南陀楼綾繁さんがお薦めの「山熊田」という写真集。山熊田は、新潟県村上市の地区名で、マタギの村。写真集は、ここで暮す人達を撮っています。以前に写真集を手に取った時、その迫力に驚かされました。東日本大震災時の地元新聞社の人々の悪戦苦闘を伝える「河北新報のいちばん長い日 震災下の地元紙」が登場するのは、東北ならではです。

後半、置賜に住む人達のこの一冊というコーナーがあって、景山民夫「遠い国からきたCOO」を推薦されている方がいました。自然破壊の問題、人と動物のコミュニケーションなどのテーマに挑んだ海洋冒険ファンタジーで、感動しました。小説の面白さをよくわかっていた作家だったと思います。

今年も、9月22日から10月7日の16日間にわたって、このイベントが開催されます。なんだかとても、楽しそうなブックイベントです。

 

★連休のお知らせ 7月2日(月)、3日(火)

★夏の一箱古本市8月8日(水)〜19日(日)まで店内にて開催