本日から、なかま郁子の手袋展「ラトビアミトンに魅せられて」が始まりました。

「ラトビアミトン」というのは、北ヨーロッパバルト三国の真ん中にあるラトビアで、編み継がれてきた伝統柄のミトン(手袋)のことです。昔は結婚式などで、招待客に花嫁が編んだミトンが配られたことがあったのだそうです。

なかまさんは、北海道釧路湿原で26年間「なかまの家」という宿を夫婦で営んでいましたが、子供達が独立したのをきっかけに2016年に宿を閉めました。その年の春に、前から憧れていた「ラトビアミトン」を編むために思い切って現地に飛びます。羊を飼い、糸を紡ぎ、家族の着る物を編み、編み物歴はざっと50年という人ですが、ラトビアミトンは、見よう見まねで編んでみても納得できるものがなかなかできなかったと言います。現地では、バイブルのようなテキストに出会い、知り合った友人に毛糸を送ってもらい今も編み続けています。

少しハリ感のあるラトビア産の毛糸を、細い棒針できちっと編むのが良いこともわかり、今回の個展ではミトンに加えて指出しミトンやリストウォーマーもたくさん並んでいます。北ヨーロッパに比べると暖かなこちらの冬には指出しのミトンはとても便利そうです。(ミトンは、15000円〜20000円。指なしミトンは、7,000円〜。リストウォーマーは、5000円〜。ミニミトンストラップ1500円。など)

祈りを込めたような「太陽の女神」「月の神」「繁栄の神」「知恵とあの世」という伝統柄は本当に美しく、「きっと京都で個展してね」と2年前に頼んだ甲斐がありました。ラトビアミトンは、一生かかっても編み切れない奥深さが魅力なのだそうです。遠いラトビアという国に思いを馳せてご覧ください。(女房)

「ラトビアミトンに魅せられて」なかま郁子の手袋展は、

11月18日(水)〜29(日) 13:00〜19:00 月火定休