本日より新年の営業を開始しました。本年もどうぞよろしくお願い致します。

ギャラリーの展示は、野生動物写真家に焦点を当ててみました。野生動物写真家といえば星野道夫を外すことができません。1996年、不慮の事故でこの世を去って今年で25年。写真集とともに多くの文章を残して、世代を問わずに支持されています。

彼が愛したアラスカの日々変化してゆく自然とそこに住む動物たちの姿を、写真で、または文章で伝えてくれました。確実なことは、彼がアラスカの大地に愛されていたことでしょう。そして、その大自然の姿を通じて、人も大きな生命の川の中で生かされていることを語ってきたのだと思います。

「星野道夫 最後の狩猟」という特集をしている雑誌「Coyote」最新号(新刊1320円)を始め、多くの本を揃えましたが、ほとんどが絶版になっているのですね。これを機会に集めてみてはいかがでしょうか。

当店で個展をして頂いた上村知弘さん(カナダ在住)と、安藤誠さん(北海道在住)の写真を示しています。10年くらい前に、初めて上村さんにお会いしたのが、安藤さんが経営する釧路のロッジ「ヒッコリーウインド」でした。その時に出会った暮れ行く湖に佇む一羽の鳥を撮った作品は、胸が締め付けられるような孤独、黄昏れる大自然の美しさに満ちていました。お金もないのに買います!と安藤さんに言ってしまったことを思い出します。

安藤さんは、毎年秋にネイチャートークで当店に来られていますので、ご存知の方も多いと思います。クマと、キタキツネを捉えた2作品を展示していますが、ポイントは眼です。じっとみていると、向こうから見つめられているような気分になります。二人の本も並べましたので、ご覧ください。