確か、中学三年の修学旅行の時、食堂だったかに、ジュークボックスがありました。ふと見るとフランシス・レイの「白い恋人たち」があるではありませんか!みんなで聴いた記憶があります。

「白い恋人たち」は1968年のフランスグルノーブルで行われた冬季オリンピックのドキュメンタリー映画です。監督のクロード・ルルーシュは、それまでのスポーツドキュメントの常識を覆すような作り方をしました。観客のアップ、負けた選手の表情、スタッフなどの関係者の仕事ぶりをノーナレーションで追いかけ、その背後に流麗で、躍動感あふれるフランシス・レイの音楽が流れるのです。映画のヒット以上に、この主題曲が大ヒット。当時中学生だった私もシングル盤を買って、擦り切れるほど聴きました。ロマンチックでリリカルな音楽は、フランスへの憧れを増幅させました。珍しくサントラ盤CDが入荷しました。フランシス・レイの魅力全開の美しいサウンドを楽しむことができます。(中古/900円)

ちなみに映画オープニングで「これは公式映画ではなく、たまたまグルノーブルに居た映画人が、13日間の感動的な日々を、見たままに描いた作品である」という字幕が出ますが、もちろん公式記録映画です。国が映画表現に対して、包容力があったことの証明ですね。やるやらないで大揉めの東京オリンピックですが、公式記録映画を作るのなら、センスのいい人を集め、お上がごちゃごちゃ言わない体制下でやってほしいものです。(中止が当然とは思っていますが)

このコンビの傑作「男と女」のサントラ(中古/1400円)も入荷しています。あのダヴァ

ダヴァダヴァで始まるロマンチックなサウンドは、今聴いても楽しいですね。

もう一枚ご紹介します。映画「タクシードライバー」に出演していたシビル・シェパード。美しい女性でしたね。彼女が唯一リリースしていたアルバム”mad about the boy”(LP/輸入盤2000円)を入荷しました。ボサノヴァ、ジャズを中心にした曲が並んでいます。でも、これは中身もいいけど、ジャケ買いの一枚でしょう。モノトーンで表現されたシビルの表情が素敵です。(レアな一枚ですよ)