本日より、安田登著「三流のすすめ」発売記念「ミシマ社フェア」が始まりました。2018年に、ミシマ社のフェアを初めて開催した時同様、今回もギャラリーの壁一面、平台も全部を使い、スタッフ五人が数時間かかって製作してくれました。ご苦労様でした。

安田登氏は能楽師ですが、能楽以外にも多くのジャンルに足を突っ込みながら、面白い著作を連発しています。今回のテーマは「三流」。ご丁寧にミシマ社三島社長が、自らも三流出版社と名乗りをあげる挨拶文を掲げてくださいました。

「三流」とは何か?は、ぜひこの本を読んでいただきたいのですが、店内に「三流人の特徴」が貼ってあります。項目は以下の通りです。

「・飽きっぽい ・ものにならない ・役に立たない ・評価をされない ・求めない ・短絡的 ・究めない」

私などは、見事に合格です。あ、私もそうかもと思われたら、ぜひ一度遊びに来てください。

「ミシマ社のここが三流」と題して具体的事例が写真と共に説明されています。曰く、「オンライン配信をすぐに事業化しちゃう」し、「いろんなジャンルに手を出しちゃう」し、「場所関係なくどこでも本を売っちゃう」し、「シリーズ物が動かず……」だし、「本作り以外のことにも手を出しちゃう」し、「本じゃないものも作っちゃう」など。でも、だからこそ、近年、とても内容のある素敵な本を世に送ることが可能だったということですね。常に楽しく、自由に本を作っている出版社の雰囲気が展示からも伝わってきます。そんな同社が誇る傑作が、所狭しと並んでいます。

そして、「京都書店MAP」の最新バージョンがお目見えです。全て手作りの京都市内地図に、点在する書店を描きこまれた地図は、もう「作品」と言ってしまいましょう。まだ、見たことのない方は、この機会に是非にも見てきてください!

このMAPには、ミシマ社とおつきあいのある京都の書店が「ミシマ社とは?」という問いに対するコメントを寄せています。

「新しい考え方、生き方を提供する柔軟思考の出版社」これは、私のコメントです。本当に、硬直した頭や心を解きほぐすのに最適の本が揃っています。

メッキのハゲたオリンピックなんか観ないで、この夏はミシマ社の本を読みましょう。本企画は、オリンピック終了の8月8日(日)まで、しつこくやってます。