当店での個展が3回目となる、たがわゆきおさんの個展「夏を旅する」展が始まりました。サブタイトルに「水彩で描く南欧の風景」とあるように、2015年〜2017年にかけて旅したイタリア、フランス、スペインの各地を水彩で描いた作品が展示されています。

イタリア北部、ミラノ付近に位置するコモという町にある、コモ湖はスイスと国境を接したリゾート地です。湖畔の町レンノでサマーバケーションを楽しむ人たち、街角の静かな風景を描いた作品など、ゆったりとした時間が流れます。

また、パリ近郊の港町オンフルールを描いた一枚は、帆船とその向こうに広がる街並み、そして夏空が描かれています。プロヴァンスにある、エクサンプロヴァンスという街角にあるカフェを描いた一枚。午前中のカフェの雰囲気が素敵です。このカフェの前の道はセザンヌのアトリエへとつながっていて、その向こうに広がるレ・ローブの丘をたがわさんは描いています。杉木立の彼方には、サン・ヴィクトワール山が見えています。ご存知のようにセザンヌも、この山を何度も描いています。

古代ローマ時代に整備されたアッピア街道(写真左)は、古代ローマの歴史好き、遺跡好きには欠かせない軍事街道です。大きな松の木の向こうに遺跡が見えていて、イタリアの暑い夏を吹き抜ける風の音が聞こえてきそうですが、本当に暑い場所だそうです。

イタリア中部の町アッシジにある城壁と、仕事帰りのライトバンに乗せた犬を描いた作品には、夕暮れ時のほのぼのとした風情が漂っています。

ヨーロッパの街角が見せる、様々な表情をお楽しみください。

 

★「夏を旅する。展」水彩で描く南欧の風景は19日(日)まで開催中。

12時〜20時(最終日は18時まで)月曜日定休