柔らかい画調で、ヨーロッパ各地の風景を描いた「旅する。たがわゆきお展」が今日から始まりました。たがわさんが見たヨーロッパの街並みを中心にした作品が、15点ほど並びました。

たがわさんは、ご夫妻で、大好きなイタリアを度々旅されています。時間に正確な日本の旅とは違い、イタリアのリズムははじめは馴染まなかったということでしたが、そんな旅の時間の隙間に、たくさんのスケッチを楽しみました。昨年春からは、一日一枚の水彩画を描くようになり、365枚手元にたまったところで、並べてみようかと、初めての個展になりました。毎日描くということは、楽しみとはいえ、なかなか続けるのが難しいと思いますが、そこから自分だけの表現とか線とかが生まれてくるのでしょう。どこまでも柔らかい色合いや優しい雰囲気は、お人柄だとお見受けしました。

ヨーロッパ映画を観ていると、たがわさんの描く噴水がよく登場してきます。今回は夏の展覧会らしく、噴水や、ゆったりした川辺、古い橋など、涼しげな風景画が並びました。透明感のある空の青さ、静かな水面、楽しかった旅の思い出が満ちています。

梅雨の鬱陶しい時節ですが、書房の壁にぴったりのサイズで並んだ、軽やかな絵をまたご覧下さいませ。

★ 「旅する。たがわゆきお展」は6月21日まで 

12時〜20時(最終日は18時まで)  15日(月)は定休日