京都は割合暖かなお正月でしたが、皆様いかがお過ごしでしたか?本年もよろしくお願いします。

さて、2019年最初のギャラリーは草木勝さんの写真展で幕開けしました。

コマーシャルフォトスタジオ勤務を経て、1980年に草木写真事務所を開業。日本写真協会、京都写真協会に所属するプロの写真家です。

今回のテーマは「水の形」(SHAPE OF WATER)。鮮かな色合いの作品の数々は、すべて川の中に置かれた空き缶を撮したものです。なるほど大きく引き伸ばされた写真をよく見ると、ビールの銘柄まで分かるものもあります。しかし、なにか解らない物体がうごめいている様にも見えたり、ガラスの塊が輝いているようにも見えたり、光りが踊っている美しい画面に思わず見入ってしまします。

空き缶が川の流れによって、形を変えていくように見えるのをそのままとらえていて、あえて後から加工を施さないのは、作品の全てを自分の支配下に置かない、自然に委ねたいという作家のこだわりです。写真作品をどこまで作って行くのか、葛藤の中で、次々と新しい表現に挑戦しているようです。草木さんとは随分前からの知合いなのですが、こうして彼の作品を改めて架けることができてとても嬉しく思っています。

本屋の壁に飾られたダイナミックな写真は、もっと引きのある大きなギャラリーの方が生きるのかなと心配しましたが、この小さな空間だからかえっていいのではないか、と草木さんには言ってもらえました。というわけで、いつになくシャープな展示となって新鮮な気分です。新年第一弾の写真展にお立ち寄り下さいませ。(女房)

 

★「水の形」草木勝写真展は、1月8日(火)〜20日(日)12時〜20時(最終日は18時まで)月曜日定休

 期間中、草木勝フォトブック「水の形・時間の形」(700円・税込)も販売しております。

 

 

 

 

 

 

 

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京都のハンドメイドフェルト工房ZUSの、加藤ますみさんの楽しい作品展が始まりました。レティシア書房では三度目の個展になりますが、毎回必ずユニークな新作を制作されて、展示をお手伝いしながらウキウキしてしまいます。

今回初のお目見え「カワウソのコインパース」(写真右)の愛らしいこと!顔をぱかっと開けると小銭が取り出せます。型紙の上に、羊毛を薄く重ねて、ひたすらお湯をかけながらこすり続け収縮させて作って行くのですが、加藤さんの型紙はとてもよく考えられていて、デザインが洗練されています。

定番の動物顔のキーホルダーやカードケース、山羊さんのティッシュケースに加えて、干支のイノシシのミニバッグ(お財布にも)、イノシシ親子、クリスマスのオーナメント。色とりどりのバッグは形もいろいろ、肩にかけるタイプや愛らしい巾着、A3のノートが入る新作のバッグ(持ち手がかわいい)などたくさん展示して頂きました。針や糸を収めるお道具バッグもありますよ。そして、これさえあれば冬大丈夫!のルームシューズもサイズ違い揃いました。寒さ対策といえば、耳まで暖かい帽子、コハゼ付きの足首カバー、手袋、マフラーなど、クリスマスプレゼントにもぴったりのステキな小物がいっぱい。

実は私、今年の1月にワークショップに参加して干支の「犬」を作りました。6時間ただただ羊毛をこすり、出来上がった時の感動といったらありません。ものを作り続けるスゴさも改めて感じた次第。加藤さんのフェルト大好きファンの方はもちろん、まだ見たことない方も、この機会にフェルトの豊かさに触れてみてください。(女房)

 

 

ZUS HAND MADE FELT展は、12月19日(水)〜29日(土)

 12時〜20時(最終日18時)月曜(12/24)定休 

 

 

★年内は12月30日(日)まで営業いたします。年始は1月8日(火)より通常営業いたします。

★イベントのお知らせ「宮沢賢治 愛のうた 百年の謎解き」

2019年1月18日(金)19時より、「新叛宮沢賢治 愛のうた」を出された澤口たまみさんとベーシスト石澤由男さんをお迎えしてトーク&ライブを行います。ご予約受付中(1500円)

 

 

 

神保明子さんの「ガラスの豆皿展」が本日より始まりました。

直径10㎝〜13㎝くらいのガラスの豆皿がズラーッと並びました。豆皿って聞くと、私はちょっとだけテンションが上がります。食器の中でも大げさでなく、骨董等よほど高価なものは別として、使いやすいし思わず手に取ってしまいます。素材がガラスというのも珍しくて展示を手伝いしながら、あれこれ目移りしてしまいました。

神保さんの技法を、壁に展示されたパネルに沿って少し説明します。①粘土で皿の原型を作り、②耐火石膏で型をとります。③型に色ガラスの粉(または粒)を詰め、④電気炉に入れて焼成します。⑤型からガラスを取り出し縁を削り(写真左)、⑥裏をヤスリで手磨きします。これは型の石膏などが付いているのをきれいにするためですが、手で磨くので一個につき30分くらいかかるのだそうです。⑦お皿の形にくぼんだ型にのせて、再び電気炉にかけます。そうすることでお皿の形を整え、ツルッとした美しい肌合いもできるのだそうです。⑧最後に研磨してしあげます。

この技法は「パート・ド・ヴェール」と呼ばれています。「パート」はケーキのたねの意味。パネルの写真を見ると③の粉を詰めるところは、お菓子作りの様です(「ヴェール」はガラスの意味)。彼女の豆皿自体、とても美味しそうな色をしていますが、果物・漬物・金平糖・佃煮、何を乗せても活きるかわいいお皿たちです。ガラスは、光を受けると表情が変化するのが魅力。窓にかざしたらホラ、こんなにキラキラ(写真右)。テーブルの上に置いた時には気づかなかった透明感のある美しい色が見えてきます。

神保さんは、倉敷芸術科学大学芸術学部工芸科のガラスコースを卒業しました。「日本のガラス展」などに入選されましたが、子育ての間10年以上ガラス制作から離れていました。今回再開されて初めての個展を、レティシア書房で開催いたします。クリスマスなどのプレゼントにもきっと喜ばれると思います。(豆皿は2800円〜3500円・ペーパーウェイト1000円)色とりどりの小さなお皿をぜひ手に取ってご覧ください。(女房)

★「神保明子 ガラスの豆皿展」12月4日(火)〜16日(日)まで 

12時〜20時(最終日は17時終了)月曜日定休 作家在廊日は12月9日・16日

 

 

ペーパークイリングは、英国発祥と言われる紙工芸。中世の昔、聖書を製本した際にできた細長い紙の切れ端を、鳥の羽(クイール)で巻いてパーツを作り、修道院で宗教画や宗教道具に装飾したのが始まりと言われています。今では、欧米を中心に世界中でアート、ホビーとして楽しまれています。 

2012年から毎年、レティシア書房で個展をしていただいているkotohana(山中さおり)さんのペーパークイリング展が始まりました。

ギャラリーコーナーで開催する作品展のブログ紹介記事は、だいたい私が担当しているのですが、山中さんに関しては、毎回「さらに技術力がアップしている」と書いた記憶があります。毎日続けることで身に付く手仕事の力は、この目の前の作品を見ただけではなかなか分からないものです。美しくできていて当たり前。ですが、1〜3㎜幅の紙をクルクル巻いていく作業にはため息がでます。彼女の努力の結晶を、今年も皆様に見て頂けることをとても嬉しく思っています。

 

色とりどりの紙で作られた花々が美しい彼女の作品が多い中、数年前から真白で作った額に魅かれていたので、モノクロで作っていってはどうかと提案した所、今回B2パネルの葡萄の作品が出来上がりました。(写真一番上)葉っぱの重なりにリズムがあり、厚みがでて、白一色にも関わらず存在感があります。山中さんは、さらにもっと大きなパネルを作りたいと、早くも来年の作品展に向けて構想を練っておられるようです。

アートフリーマーケットなどに精力的に出店して、商品アイテムも増えました。グリーティングカードなどの定番に加え、最近はのし袋(写真右)も好評だそうです。お祝いやお見舞いなどに、こんな美しい袋は嬉しいですね。紙に防水加工をほどこして、イヤリングやブローチなどのアクセサリーもできました。さらに新しくフォトフレーム(写真左上・4000円)も加わりました。11月、秋も深まりました。毎年少しずつ進化している「ペーパークイリング展」に、ぜひお運び下さい。クリスマスシーズンに合わせた小物、額も並べてお待ちしております。(女房)

 

紙工芸kotohana「ペーパークイリング作品展2018」は、11月20日(火)〜12月2日(日)12時〜20時(最終日は18時)月曜日定休

 

日本画家さわらぎさわさんの、柔らかな日差しのような絵が、小さな本屋の壁に並びました。しっとりと秋の落ち着いた雰囲気が漂います。

「スカンクの旅」(写真上)「夜空を見上げて」という作品の前で、物語が広がりそうで楽しいとお話ししていたら、実は絵本を作るつもりだったということでした。どんな世界に連れて行ってもらえるのか、続きを見てみたいものです。日本画の絵具で描かれた絵は、可愛いモチーフを扱っていても奥行きがあります。もしかしたら、この絵の深さは印刷では上手くでないかもしれません。完成した絵本も見たいけど、原画の素晴らしさを味わっていただいたいと思います。ゆっくりほっこりした時間が過ぎていきます。

子どもを囲んで、きりん、シマウマ、ゾウ、の顔がある「ZOO」(写真左)、子どもと花が揺れている「pure pure pure」など、さらりと描かれた作品にも、優しくふく風を感じます。

今回は、立体作品も4体飾られました。ゾウに乗った少年・鳥を抱いた少女・馬に乗ってかける少女・広げた両手にうりぼうを乗せた少女。子どもたちを、見ているだけで幸せな気持ちになります。遊んで作られた分だけ、作家の優しくてちょっとヤンチャな本音が強くでているのではないかと思いました。

我々が、本屋の片側の壁をギャラリースペースにしたのは、本を読もうかなと店に来られた方が、ホンモノの絵(もちろん版画や立体もふくめて)に出会って楽しんでもらえたらいいな〜と思ったからでした。キラリとした日本画独特の輝きは、本当に素敵です。気軽に覗いてみて下さい。(女房)

 

 

さわらぎさわ「愛と子どもの世界」展は11月6日(火)〜18日(日)

12時〜20時 最終日は18時まで 月曜日定休 

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高山さんは、1991年京都府亀岡市に仲間とともに「亀岡未流窯」を設立して精力的に作陶をしておられます。レティシア書房では4回目の展覧会になりますが、いつもながらの青磁の端正な作品に加え、暖かな風合いの陶器の花器、鍋、マグカップなど 今年も新作をたくさん出品して頂きました。

壁に掛けられる花器に季節の草花を活けると、あの暑かった夏を忘れたみたいに、爽やかな空気が書店にも流れ込んできました。写真(上)の花器は赤伊羅保(釉薬・12960円)の色合いが良い塩梅で、殺風景な壁もすっかり秋の風情です。

小さな鍋は、1合分のお粥が炊けます。今年はこんなふうに、一人用の鍋やフライパンがいくつか出ているのですが、黒釉のフライパン(4320円)って、朝食一人分パパッと作りたい時などにけっこう便利かも、とちょっと心が動いています。お鍋がうれしい時期に合わせて、おおきな土鍋もありますよ。(今回は特別価格の16200円)

亀岡の工房には一度伺った事がありますが、電気だけでなく登り釜でも焼いています。その一つが、白磁器焼き〆注器(写真右)。灰が乗って深い色合いになりました。お酒を嗜む方にはこれまた良い季節。こんな酒器で一杯、贅沢な秋の夜長ですね。

毎回、陶展では壁がどうしても寂しいので、花器をたくさん掛けてもらうのですが、今年は高山さんの友人の日本画家大野忠司さんの美しい絵で飾って頂きました。大野さんは、嵯峨美術短期大学日本画専攻科卒業後、池田道夫画伯に師事して日展などで活躍されています。縦長の「バナナの木」など、ベテランの達者な筆による絵を、陶器の作品とともにお楽しみください。(女房)

★「高山正道 陶展」は10月24日(水)〜11月4日(日)

12時〜20時(ただし、10/27(土)はイベントのため18時半まで)

月曜日定休日  

 

 

 

 

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共に京都精華短期大学で油絵を専攻して、卒業。それから40年あまり、それぞれの人生を歩みながら「絵」を描くことを手離さずに来られた、三人の女性による展覧会「見ることの不思議展2」が本日から始まりました。

大家好子さんは岐阜県で、シルクスクリーンを制作されています。「ハイヒール」や「鳥」という好きなものを題材にして、繰り返しの形の面白さを追求した版画が並びました。テキスタイルの柄のような洒落た作品です。実際に作品のいくつかをプリントした布で、洋服も制作されていたのだそうで、その布(端切れ・200円〜)をはじめ、色鮮やかなポストカード、ブックマーク、Tシャツも販売しています。(ポストカードは150円)

長野利喜子さんは、身近なものを材料にして制作されています。メロンの皮を干してインクをのせ、プレス機で刷った楽しい版画作品。グリーンピースを描いたやさしい木版画。そして、卵の殻(小さく穴をあけて中身は取り出した後)に小さく切った和紙を貼り、ジェッソで固めて好きな色で自由に絵を描いた「タマゴ」たち。かまぼこ板から出来た小さなボックス。台所の中から生まれた愛らしい作品には、ほっこりニッコリしてしまいます。タマゴは一個ずつ販売中(100円〜300円)何も描かれていない白色のタマゴに、自分で着色してみるのも楽しいかも。

 

高井八重子さんは、油絵一筋です。グレーを基調にして、オレンジや黄色を配した洒落た色使いが本当に美しい。部屋の何処に飾ってもきっと素敵です。今回の展覧会のために描かれた、同じ構図で色違いの二つの横長の絵「パレード」(写真最上と左下)の作品は、ピエロの楽隊が奏でるお祭りの太鼓や喇叭が聞こえてきそうで、初日から本屋の壁にすっかり溶け込んでいます。 ずーっと絵を描き続けるというのは、なんてステキなことなんだろうと、改めて思いました。何かに心動かされる柔らかな感性と、それを表現できる確かな技術。そして、どこかしら懐かしい香りのする落ち着いた雰囲気。

三人は、卒業後は特に顔を合わせる事もなく過ごしてきて、2年程前初めて一緒に展覧会をされたのだそうです。2回目は、皆さん本好きということで、こうして本屋で実現しました。さて、まだ暑い日があると言ってもようやく秋らしくなりました。ぜひベテランの描く絵画をお楽しみください。(女房)

「見ることの不思議2」展は、10月9日(火)〜21日(日)月曜日定休12時〜20時(最終日18時まで)

 

 

白崎和雄さんの「ネイルカラーで描いたミニガラス絵展」が本日から始まりました。2016年から、今年で3回目の素敵な個展です。

絵画の宝石とも呼ばれて、濡れたような絵肌が魅力的な「ガラス絵」。ガラスに直接描いていくのですが、白崎さんはネイルカラーを使っています。そう、爪を彩るあのマニュキアです。透明のガラスに裏から描いていくので、出来上がった時に一番上にある色を最初に置きますが、マニュキアは速乾性があるので、スピードを求められます。油絵を描いて来られた腕が、切り取った5〜6センチの小さなガラスに凝縮されています。

この速乾性にはまって、対象をササッととらえるので、白崎さんのガラス絵には新鮮さがあるような気がします。サクランボ(写真右)のガラス絵ならではの瑞々しさをぜひご覧下さい。まだ青い松ぼっくり(写真左)は、ある朝思い立って奈良に行った時に拾ったもので、その緑の美しさを素早く描き取ってあります。翌日には緑色は消えて茶色くなったとか。

絵の題材は、いずれも身近にあるものばかり。自宅の庭で咲く薔薇は大好きな花で、必ず毎年描かれます。今年、思わず見入ってしまったのは「生卵」(写真上)です。ツルンとした卵が、小さな額の中で輝いています。卵と重厚な趣きの額がとても似合っています。

白崎さんのガラス絵は、まず絵を縁取る額を手に入れて、それに合わせて描かれます。良い額は、絵を引き立てるだけでなく、発想の素にもなるのですね。例えばペロペロキャンディ(写真左)が、こんな額に収まるとまるで抽象絵画のよう。取り合わせの妙が、最大の魅力だと思います。並べているガラス絵はすべて販売しております。(9800円)

お彼岸が過ぎて、過ごしやすくなってきました。ギャラリー巡りなど、ぶらぶら街歩きにピッタリの季節です。宝石の様なガラス絵に会いにお越し下さいませ。(女房)

 

 

白崎和雄「ネイルカラーで描いたミニガラス絵展」は9月25日(火)〜10月7日(日)まで 12時〜20時(最終日は18時まで)月曜日定休

なお「第7回湫画展」(白崎和雄ほか)が9月25日〜30日まで、ギャラリーヒルゲートで開催中です。

 

毎年人気の「ARKカレンダー2019」 入荷しました!! 

大/1080円 小/864円

売上げはARKに寄付いたします。よろしくお願いします。(写真展は23日まででしたが、カレンダーは在庫が無くなるまで販売します)

カレンダーの犬や猫たちついては、撮影者の児玉さんのブログにも書かれています。

 

 

 

 

 

8月28日〜9月2日までの「いまがわゆいのイラストエッセイ展」は、最終日に入れ替えを終わり「おかしなうさぎ展」と名称も新たに、いまがわさんと、すずきみさきさんの二人展として、9月9日(日)まで開催します。

すずきさんは、東京のイベントを中心に活躍中のイラストレーターです。今回は、「おかし」と「うさぎ」がテーマ。

うさぎが大好きで、飼っているうさぎさんからイメージしたストーリー性のある絵を、それはそれは丁寧に、時間をかけてボールペンで描いています。細かい線を描くのに、エッチングでもない、鉛筆でもない、ボールペンという画材は、すずきさんと相性が合っているのだそうです。自分のフォルムは、ボールペンで描ききる、絶対譲れない、という強い気持ちが、可愛いうさぎの向こうから立ち上ってくるのを感じて、絵の前に立つと、思わず見入ってしまします。

いまがわさんのイラストにも同じ事を感じるのですが、「好き!」という気持ちが画面全体からあふれ、大好きな事があるシアワセを、見ている側へ真っ直ぐ届けてくれます。

今回いまがわさんは、本への愛いっぱいだった前半の作品を全て入れ替え、お菓子大好き!!の直球勝負(可愛くて、勝負という言葉は似合わないけど)。お二人とも、小物やポストカードをたくさん持って来てくれました。ブローチ、バッチ、ハンカチ、コインケース、布バックなどどれも優しく可愛いものばかり。おかしなうさぎの世界に浸ってみて下さい。

いまがわさんは、「ドーナツの穴」「おきらく書店員のまいにち」などに加え、新作「あ」(600円)「は」(700円)のミニプレスを販売しています。すずきさんは今まで描いてきたイラストを「ちいさなおはなし」という作品集(1200円・ポストカード付き)にまとめました。この機会にぜひご覧下さい。

 

初めて京都で開催する二人展の初日9月4日は、強い台風の上陸のため、店を臨時休業させていただきました。雨風が心配ですが、どうか気をつけてお過ごし下さい。(女房)

 

 

いまがわゆいさんは、岡山県在住のイラストレーター。

昼間は書店員、夜は絵を描く仕事という二足の草鞋をはいています。ミニプレスを手づくりしているので、三足かな。

2年前大阪のイベント出店の際に京都へ寄り、「ドーナツの穴」というミニプレスを持ちこんで来られました。例によって、店長即決で店に置く事になりましたが、可愛い女の子のイラストエッセイは完売。その後「ドーナツの穴2」「おきらく書店員のまいにち」「本づくりワークショップ」「おえかきどうぐのはなし」など次々ヒット作を出されてきました。固定ファンも多く、その丁寧な仕事でさらに広く読者層を開拓中です。初めての方もこの機会にぜひ手に取ってみてください。ただいまのところ、京都で、いまがわさんの本を販売しているのはうちだけだと思います。

今回、いまがわさんの地元以外で初めての原画展には、遠くからもファンがご来店。初日、展示した直後から本やお菓子の話で大いに盛り上がっていました。驚いたのは、原画と印刷されたものが同サイズだったこと。ものすごく細かい字と絵が原寸サイズ。ご本人曰く「私、大きな絵が描けないんです。」修正液の跡の一つもなく、切り貼りもない原画は気持ちよく、好きな仕事をコツコツ仕上げている姿を想像して、なんだかこちらが嬉しくなりました。今まで出版されたミニプレスのバックナンバーを揃え、トートバッグ、缶バッチ、ポストカード、ブックマーク、コインケースなど雑貨もいっぱい並べてもらいました。レティシア書房は、いつになくお花畑のような可愛い雰囲気にあふれています。ちなみに、個展のためのフリーペーパーには、京都初個展のいきさつが楽しく書かれています。

でも可愛いだけでなく、例えば「おきらく書店員のまいにち」は、本屋さんの裏側や書店員の素顔を、本への愛情をたっぷりこめて描いていて読み応えあります。好きなものがあるって、幸せなことだな〜ってこの展覧会をみていて改めて思いました。好きな事を続けるパワーが眩しい!こちらも夏バテしてる場合じゃありませんね。(女房)

★「いまがわゆいのイラストエッセイ展」は8月28日(火)〜9月2日(日)まで

その後作品を入れ替えて「いまがわゆい・すずきみさき2人展 おかしなうさぎ展」は9月4日(火)〜9日(日)まで