本日より、三重県上野市で創作活動をされておられる陶芸家、星一平さんの「ねこ絵展」が始りました。

猫を、毎日(きっと)描いて、描いて、いっぱい描いた中から、40点余り飾って頂きました。ギャラリーの壁一面、星さんの猫たちが誠に楽しそうに動き回っております。

踊っている猫、車を運転している猫、じゃれあっている猫、ペンや水彩、パステルなどを使って、迷いのない線で描かれた絵はどれも生き生きしています。

作品はすべて販売しています。作家が作られたダンボールの額縁にはいったものや、机の前にちょっと置いておける小さな額などプレゼントにもぴったり。お気に入りの猫を探してみて下さい。

なお、お買い上げの作品を入れる袋にも、サインペンで猫が(全部違います)描かれています。ともかく猫だらけ。ふわっと肩の力が抜けること請け合いです。

 

 

 

 

 

 

さて、絵本新刊の販売をぼちぼちと始めました。今回入荷してきたのは、「ねこ絵展」にまるで合わせたようにタイミングよく、ミロコマチコの愛猫・てつぞうを綴った「てつぞうはね」と、圧倒的エネルギー爆発の「オオカミがとぶ」。さらにジョン・クラッセン作の絵本に、絵本作家長谷川義史が大阪弁で翻訳した「ちがうねん」、「どこいったん」。そしてジョン・クラッセンの絵に、レモニー・スニケットがお話をつけた「くらやみこわいよ」です。

少しづつですが、国内外の絵本を増やしていくつもりでいます。

 

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先日16日夜、鳥崎典子さんによる朗読会「藤沢周平『雪あかり』を読む」を、当書房で開きました。

午後7時30分、鳥崎さんの息子さんのギターが静かに奏でられ、下級武士の生き様を描く藤沢らしい小品の世界が、ゆっくりとしたリズムで始まりました。眼をつぶって聴いていると、雪道を照らす大きな月と寒い冬の夜の情景が浮かんできます。藤沢の文章は美しく、凛としたスタイルがありますが、まるで静謐な音楽を聴いているような一時間でした。

小さな店に満員のお客様で、席が窮屈だったことを申し訳なく思います。けれども、鳥崎さんの美しい朗読には、ご満足いただけたのではないかと思っています。残念ながら当夜は満月ではありませんでしたが、その余韻に浸りながらお帰りいただけたことでしょう。古本屋での朗読会は、いつかしてみたい事の一つでした。お寒い中、皆様本当にありがとうございました。こういう静かな時間をまた持てたらいいな、と思います。

さて、朗読に合う本というのは、なかなか探すのが難しいと、鳥崎さんもおっしゃっていました。こんな朗読会に合う作家って誰がいいのだろう、と考えました。女性に朗読していただけるなら梨木香歩の「家守奇譚」(700円)などどうでしょう

「遠くから微かに夜行列車の汽笛が聞こえる。ぼんやりした輪郭の向こう側で、意識がこれは夢だと再び告げる。外は雨が降っているようだ。雨の日は汽笛が良く聞こえるのだ。意識は幽明の境にあって今ならまだ夢に戻れそうだ」

こちらの世界とあちらの世界を繋ぐ物語を読んでいただきたいですね。男性の声なら、沢木耕太郎「一号線を北上せよ」(2000円/沢木さんサイン入り)あたりですね。

「もしかしたら、誰にも『北上』したいと思う『一号線』はあるのかもしれない。」

「たぶん『北上』すべき『一号線』はどこにもある。ここにもあるし、あそこにもある。この国にもあれば、あそこの国にもある。私にもあれば、そうあなたにもある」

なんて滑り出しから、未だ見ぬ国へ連れ出してもらいたいものです。

ところで、朗読の伴奏曲は、エリック・クラプトンの「いとしのレイラ」のイントロでした。よく似合っていました。

 

21日(金)午後4時ぐらいから「はちはち」のパン販売です。

 

2月25日(火)から星いっぺいさんの「ねこ絵展」開催。この展覧会は3月2日までの1週間です。 

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ハイクォリティーの内容のミニプレス「日々」の創刊から、最新号まで揃えました。(欠本もあるのですべてが揃っていません)2006年発行の3号から、つい先日発売された伊藤まさこさんの「台湾『旅日記』」特集の33号まで、常に日々の暮らしを見つめ続けたこの雑誌のすべてがご覧になれます。華美でも、豪華でもない日常の暮らしを、ここまで一貫して発信している雑誌なんて、なかなか見当たりません。どの号も部屋に置いておいても古く感じないのが素敵です。

「日々バックナンバー」展と一緒に、三人の京都在住の作家さんの作品を展示即売しております。

昨年「リース&苔玉」展で大人気だった今川たまみさんは、春めいたリースと可愛い植物の小作品を。前回はクリスマスとお正月にピッタリのものでしたが、今回は春を待つ優しい色合いと、アクティブな力のある作品が揃いました。リーズナブルな価格なので、ファンの方はお早めにお越し下さい。

そして、川上宏志さんの「木工」作品。それぞれの木の味わいを十分に引き出したあたたかな感じが素敵です。使いやすい大きなスプーンは、手に馴染んで、実は我が家の鍋には欠かせない道具です。川上さんご自身が料理人なので、使い勝手が程好いのだと思います。手鏡、トレー、ペン立てなどどれも側に長く置いておきたくなるものばかり。

 

ギャラリー奥には「日々」バックナンバーと共に、なかむらけいこさんの「アンティーク帯bag」が4点並びました(写真・上)。アンティークな布地というのは、それだけで存在感があり魅力的です。華やかだけれど使われなくなった帯に、再び命を吹き込み、着物を着ない人にも身につけてもらえるようバッグに仕立てられました。

リースも、木の雑貨も、帯地バッグも、それぞれ光を放って、2週間古本屋を照らしてくれます。幸せなことです。

さて、会期中にあと二つ欲張ります。

★2月21日3時半頃から西陣の「はちはち」のパンを出張販売します。

★2月16日7時半から朗読会「藤沢周平/雪明かり」こちらは狭い店内ですので、ご希望の方は予約お願いします。

お正月が終わり、京都の底冷えも厳しい今日この頃。

そんな中、ギャラリーはホワッとした雰囲気に包まれました。本日から「三宅洋々展」始りました。三宅さんは、1995年「詩とメルヘン」イラストコンクールでグランプリを受賞され、2003年まで「詩とメルヘン」に作品を掲載されていました。

日々みのまわりにあるモノ、カップや石鹸、ペットボトルや飲料水のビンなどが描かれています。ゆっくりと見ていると、心が落ち着くような温もりのある作品ばかりです。モノ達が主張しているわけではありません。ただ、そこにあるだけなのですが、なんだかほっとさせてくれるのです。そして淡い色使いが、春の気分を運んでくれそうです。

何点か可愛らしい犬の作品がありますが、これは作家さんの愛犬はるちゃん(雄)です。「はるとかぶとむし」という作品が愛犬とかぶと虫が向かい合って、何やら挨拶をしている様な感じです。はるのしゃがみ方が可愛くて、見飽きません。犬好きの方には、ぜひ。

作品展は1月26日まで

 

★1月28日(火)〜2月9日(日)までレティシア書房にて、冬の一箱古本市開催です。店内にズラリと面白そうな本が並びますよ。

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イギリスの古い本屋さんが、小さな町にオープンしました。私は、こういうどっしりとした造りの店にあこがれていたのです。紙の匂い、磨き上げられた家具、やっと手に入れたお気に入りの絵、古い時計の時を刻む音・・・・隣りには骨董屋、美味しそうなパン屋さん。紅茶専門店、花屋さんが開店しました。本日から始まった「さのせいこ作品展」のドールハウスの世界が、レティシア書房のギャラリーの台の上で、年末から年を越して新春まで、素敵な物語をつむいでくれそうです。

さのさんは、お母さんが愛読していた「暮らしの手帖」誌上で、精巧でアンティークなドールハウスの世界に魅了されたそうです。それから随分と年月が経ち、娘さんのために小さなキッチンを製作されました。そしてまた20数年、今冬「さのワールド」が全開です。

ドールハウスが盛んなアメリカでは、家具や食器等を専門に作っている人がいて、買ってきて作り上げるものもあるのだそうですが、佐野さんの場合は、小物ほとんどすべて手づくりです。美味しそうなお菓子の一つ一つも、花屋さんの花も、気の遠くなる様な作業で、不器用な者には信じられないことです。

ぜひ小さな贅沢な世界に遊びに来てください。新しい扉が開かれるかもしれません。(女房)

★★さのせいこ作品展は2013年12月24日(火)〜12月29日(日)

続いて2014年1月4日(土)〜1月12日(日)最終日は18時まで

★12/30(月)〜1/3(金)まで休み。1/6(月)は定休日です。

 

 

 

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昨年夏、初の個展を当ギャラリーで開いたKotohanaさんの「ペーパークイリング作品展X’mas Quilling」が始りました。私が言うのもなんですが、昨年の展覧会より、表現力も技術力も格段に上がった力作がそろいました。

「ペーパークイリング」って何?という方のために簡単に説明しますと、中世ヨーロッパで、聖書を製本した時に出る切れ端を、一つ一つ巻いていき、それで宗教画や宗教道具を飾ったのが始まりといわれている長い歴史を持つアートです。様々な色の、細い紙を巻いて、巻いて、巻いて、膨大な時間を費やしてできる作品ばかりです。壁面に飾られている作品を、近くで見てください。溜め息が出ます。そして、私など、出る言葉といえば

「こんな事、ようやるなぁ〜」です。

力作「夏の伊吹山山頂」という作品に収めらている山頂の花々は。遠くから見ると、咲き誇った花々の一番美しい時をフレームに取り込んでいます。で、これが、葉っぱ一つ一つ、花びらの一つ一つまで、紙を巻いて作っているわけですね。

壁の作品は非売品ですが、小さな作品や、ギフトにピッタリな雑貨など、これからの季節に最適のグッズが溢れています。また、ちょっとやって見よう!という方のために、お試しのキットも販売中です。

お祝い事や、メモリアルデイのための大きな作品ご希望の方には、ご注文も承ります。先ずは、この細かい作業の数々をご覧下さい。

 

 

 

古本屋ですから、クリスマスシーズンなどあんまり関係ないし〜と思っていました。

と言いながら、先日の店長日誌でも「プレゼントにいかが?」的な本を並べてしまう始末で、なんだか浮き足立っています。街に流れるクリスマスソングのせいでしょうか。

それにギャラリーでは、このシーズンにドンピシャの「リースと苔玉」展です。本を見に来られたお客様も、壁に飾ってあるリースに目がいって、「そうだ!クリスマス!」と思いだされた(かどうか)のか、手に取って下さいます。

はじめの1週で、作家の今川さんには、苔玉と可愛い多肉植物たちの補充に何度も足を運んでもらって、ほぼ最初に並べたものは売り切れました。ちょっとしたプレゼントに買っていただく方や、お正月に玄関に飾りましょうという方(小さな松や、赤い実のもの)など、それぞれ楽しんでいただきました。それも日曜日で終了。古本屋にも予想外のクリスマスシーズン到来でした。

そこへ、またまたプレゼントにピッタリの本が入荷です。6日朝のNHK朝イチで紹介されたパラパラ本です。

いつもお世話になっている青幻舎さんの、パラパラ本は、以前も置いていましたが、直ぐに完売。なにしろとてもよく出来ているのです。今回も見本を見せて頂いた時「むしくいさま」というのが面白いな〜思っていたら、案の定、朝イチで取り上げられていました。あとひとつ「クリスマスの足音」というのも持ってきて頂きました。スミマセンが、クリスマス企画続きます。

来週からはギャラリーは、ペーパークイリング作家のクリスマスカードが沢山並びます。(女房)

 

本日より、今川たまみさんの『手のひらサイズの多肉植物&コケ玉』展が始まりました。

え、これこの値段でいいの!?というくらい、お買い得な緑とリースがいっぱいです。

当店始って以来の、「生き物」を取り扱う展示会で、ギャラリーは緑に囲まれています。小さいながらもみんな、自己主張しています。店に差し込んでくる冬の光にコケ玉達も楽しそうで、ゆっくりとご覧頂ければ、ビビッとくる作品に出会えると思います。

以前、植物の育成を促進する音楽があるという番組を観たことがあります。ある種の周波数が楽しくさせるとか。これから2週間、彼女達のご機嫌を損ねないようなBGMをかけるのが、店長の使命です。

これからのクリスマスシーズンに相応しいリースも沢山飾られています。またギャラリーの奥の方に吊ってあるオブジェなどは、その枯れた味わいがなかなかのものです。その作品の下には「ユーカリのお知らせポール」という小品がありますが、これがまた魅力的です。丸いリースの先にクリップがつけてあって、メッセージを挟んでおけます。玄関先にあると「ちょっと買物にいってきます」とかメモを挟んでおけるわけ。因みにお値段は1000円!! 何度も言いますが、この可愛さで、この価格というのが、今川さんの心意気です。

今回は、今川さんの友人の橋本しず子さんが、樹脂粘度で作り上げたクレイアートの花々の小品を一緒に飾っておられます。粘度で作ったバラなど不器用者には信じられないくらい細かい手作業の繰り返し。こちらもクリスマス用をちょっとご用意いただきました。プレゼントにいかがでしょうか。

 

 

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一週間だけですが、「cinema cinema  cinema展」開催中です。当店でコレクションしたプレスシートをドキュメンタリー、音楽映画、アジア中近東映画の三つのカテゴリーに分けて、デザイン的に優れたものをパネルに張りつけて、飾ってみました。こうして改めて見てみると、ドキュメンタリー作品のシートって、どれもこれも、なんとか映画の魅力を伝えようとしていて、魅力的です。

ちょっと珍しいドキュメンタリー映画DVDも出ています。マーチン・スコセッシが案内する「私のイタリア映画旅行」(2DVD 3000円)、70年代アメリカンニューシネマを振り返る「アメリカンニューシネマー反逆と再生のハリウッド史」(1100円)、ドイツの生意気少年少女がストラビンスキーの「春の祭典」を踊るまでを捉えた傑作「ベルリンフィルと子供たち」(2DVD 3000円)などはレアな作品ですよ!

また、先日ブログでもご紹介しました、白川由美の入浴シーンが眩しい「地球防衛軍」(1200円)、河内桃子に一目惚れするゴジラが素敵な、昭和29年の第一作「ゴジラ」(ポスター付き1200円)、水野久美の唇にひたすら吸い込まれる(人によりますが)「マタンゴ」(1200円)等、東宝の女優さんで、エロティシズムの門をくぐった貴方(と私)のマストアイテムを並べています。

珍しいといえば、阪本順治監督初期の「トカレフ」の大型パンフがあります(500円)。筑紫哲也「わが大和武士を断固支持する」論、内田春菊「『トカレフ』が実はアベックに向いている理由」論、今野雄二と監督との対論、原田芳雄による映画製作者、荒戸源次郎論など、もう一冊の映画本に匹敵する内容です。主演の佐藤浩市も若いなぁ〜。貴重といえば、若き日の國村隼の写真。えっ、この人松田優作の遺作「ブラックレイン」に出ていたんですね。知りませんでした。

因みに阪本順治監督の新作「人類資金」観て来ました。力技でラストまで持って行く大作です。近いうちにブログにアップします。

と、ちょっと映画好きなら面白いものが沢山ありますのでお立ち寄りください。

★レティシア書房 cinema cinema  cinema展  11/19(火)〜24(日)

 

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「たがわちえこ展〜イタリアを旅する〜」本日から始まりました。

たがわさんは、ご夫婦でイタリア旅行に何度も出かけられていて、その大好きなイタリアを銅版画と水彩画にして今回初めて並べていただきました。

銅版画に彩色を施した1997年の夏の作品は、乾いた風が描かれています。また、2009年春のフィエゾレの建物は、花の薫りが漂う銅版画です。静かで穏やかな空気がいつも流れているような、あたたかな作品ばかり。(のんきな方なので、まだ作品にお値段がついていませんが、たぶん今夜あたりデータがもらえるはず)本屋の立ち読みがてらイタリアの風を感じて頂ければと思います。

夫の田川さんが、旅行で食べたいろいろなものをスケッチしたノートからコラージュしたかわいい「食べ物日記」がいっしょに並べてあり、楽しい旅が見ているこちらにも伝わって来ます。

今回、イタリアの作品以外に、蛙を描いた「RANA」が二点。銅版画を始めた初期の作品ということですが、カエルの表情がいい!座り方、ギョロリとした視線。前足の踏ん張り方等々、粋で、ひょうきんで見ていて飽きません。「おぅっ!」と江戸前で啖呵を切ってきそうな雰囲気です。

さて、これらの作品にマッチするような本って案外難しいものです。イタリアといえば、須賀敦子の著作は外せません。一時、古書で高かった全集ですが、値段が下がってきました。全巻揃っていませんが、お買い得です。

お薦めは、森本哲郎「ぼくの旅の手帖」(ダイヤモンド社700円)です。西島武郎のイラストも楽しい旅行記です。サブタイトルに「または、珈琲のある風景」とありますが、たがわさんの銅版画にぴったりのものみつけました。

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