今年も一年間、大変お世話になりました。毎日更新してきた「店長日誌」の感想を頂くことも多くなり、また一年頑張ることができました。

そして、ギャラリーには素敵な作家の方々に作品を飾って頂きました。

◉むらかみひろこ新作絵本と雑貨デザイン展 (読み聞かせも)◉かくたみほ個展(写真)◉torio食堂だいどこしごと展 ◉茶路めん羊牧場展 ◉棚からうさもち展「うさぎがたり」 ◉古河郁「風景のある図鑑」展 ◉古書善行堂ワンコイン古書市 ◉江川智洋小作品展「絵きごう」 ◉ハセガワアキコ版画展「バベルの書室」 ◉もじゃハウスプロダクツ製作ノート展「おいでよ!もじゃハウス」 ◉木村ぼう写真展「モノローグ 静かなモノの物語」 ◉たがわゆきお展「旅する。」 ◉上仲竜太「小さな絵本」展 ◉土本照代藍染め作品展「あいぞめのゆめ」 ◉ARK写真展「犬生、猫生、人生。」 ◉レティシア書房「夏の一箱古本市4」 ◉朝野ペコ・楠木雪野「荒野の二人展」 ◉momoko個展 絵本「はなとうめのしあわせカフェ」◉中西敦浩作品展 ◉たかせちなつ「まいにちいろいろ展」 ◉梶間千草「はなとメルヘン」展 ◉安藤誠写真展 (安藤誠トークショーも)◉kotohanaペーパークイリング作品展「空即是色」 ◉豊原エス・足田メロウ 「日々のかけら」展◉6人の銅版画展「レティシア書房で贈り物」展

また、世田谷ピンポンズさんには、秋の夜、素敵なライブをしていただきました。そして、恒例となりましたネイチャーガイドの安藤誠さんトークショー「安藤塾」は来年もやります。お楽しみに!

ブログでは多くの本、音楽、映画を紹介させていただきましたが、特に印象深かったのは、

◉本  鹿子裕文「へろへろ」これほど笑わせて、前向きにさせてくれる本も久々です。石川梵「時の海、人の大地」辺境で生きる人びとを捉えて、どんな場所でも人は生きることを教えてくれる。松家仁之「沈むフランシス」小説ってこんなに面白い!!

◉音楽 キース・リチャード「クロスアイド・ハート」老いてこそのロックンロール!と喝が入りました。ピチカートワン「わたしの二十世紀」私小説を音楽で表現した傑作。シュガーベイブ「ソングス」発売49周年を記念した特別編集版。今聴いても色褪せない音楽。

◉映画 洋画:「皆殺しのバラッド」えぐり出されるメキシコの犯罪地獄を見つめたドキュメント。「アメリカンスナイパー」主人公を英雄視しないラストの沈黙にイーストウッドの矜持を見ました。「さよなら人類」わけのわからん映画なんですが、なんか人生って切ないよねよホロリとさせる不思議に魅力的な映画でした。   

◉邦画「恋人たち」ほとんど絶望に人生に果に見つけた僅かの希望。ラストの青空に号泣しました。「海街diary」女性達の人生模様を軽やかに描いていました

レティシア書房もおかげさまで来年3月で満4年となります。ということは、開店直後に我が家にやってきた猫のBB(べべ)も、もうすぐ4歳。大食いのせいか、はかなげな子ねこだった時の面影はどこへやら、この面構えです。ヒタヒタと押し寄せる不穏な政治の動向が気になりますが、どうか皆様よいお年をお迎えくださいませ。2016年は、1月5日から営業いたします。ギャラリーは、あかしのぶこ動物たちの肖像画展「ぼくらは知床(ここ)に暮らしている。」で幕開けです。どうぞよろしくお願いします。(店長&女房)

 

 

 

「ぼくらは知床(ここ)に暮らしている。」あかしのぶこ動物たちの肖像画展は1月5日(火)〜17日(日)

 1月15日(金)19時半より あかしさんによる知床の動物たちのお話会があります。

予約は1月5日から受け付けいたします。お電話またはメールでお申し込み下さい。

 

 

 

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今年最後の個展「レティシア書房で贈り物」展が始まりました。

2012年に開店してから3年半の間に、たくさんの作家さんたちに個展をしていただきました。その中から6人の銅版画作家さんの、素敵な作品を集めました。クリスマスやお正月のちょっとしたプレゼントにぴったりの小さな作品を販売しています。

6人の作家さんを簡単にご紹介します。

★江川智洋さん。ちょっと歪んだ線が、何とも言えない表情と物語性を醸し出しています。(写真右)銅版画作品と共に、可愛らしいブローチも出していただきました。(ブローチ1000円)

★オダアサコさん。繊細なタッチで、女性のセーターから羽根がはえるというような、ちょっとシュールな作品世界を見せてくれます。日常の隙間の怖さとファンタジーを感じます。(右下)

★北岡広子さん。ユーモラスなセンス溢れる「うさぎの読書」は本好きの方への贈り物にはぴったり。お馴染みの「アリスシリーズ」に加えて、新しく「待つ女」シリーズを展開中。ポストカードも、ご一緒にどうぞ。(左上)

★沢朱女さん。カフェに集まる人達の楽しそうな雰囲気を伝える「Cafe」(下中央)、本屋さんで、好みの本を探す人達の様子を描いた「libroire」など、どれも奔放な線が豊かなイメージを広げてくれます。ミニ額の作品も沢山ありますよ。

★たかせちなつさん。可愛いくて、少しセンチメンタル。独特のたかせワールド(右)は、プレゼントにぴったり。「呼吸」という作品など、ベッドサイドに置けば、いい夢見れそうです。手づくりメッセージカード(650円)もあります。

★ハセガワアキコさん。 こちらはモノトーンの世界の奥深くに広がる静寂の世界を、垣間見せてくれるような作品(左)が並んでいます。磁石で挟むタイプのユニークな「栞」(150円)もあります。

これだけ多くの作品が並ぶと、作品同士、本と作品、お互いに何だかワイワイ、ガヤガヤやっているようで、店の中がにわかに楽しそうな雰囲気になりました。暮れの忙しい時期ですが、ぜひ素敵な作品との出会いで、ひと時和んでくださいませ。

展覧会は12月30日(最終日は18時まで)までしております。もう、プレゼントはここで買うしかない!かな?

 

 

 

 

 

本日より、豊原エスさんの詩と足田メロウさんの絵のコラボ「日々のかけら」展始まりました。

詩人のエスさんとは、私が新刊書店に勤務していた頃からのお付きあいです。彼女が1998年に第二詩集「うた」を出版した時、メロウさんがイラストを描いて、それ以来の二人で、作品集を発表されています。

二人のコラボは、事前に綿密な打ち合わせをせずに、こんな感じで、という簡単な情報交換で作品を作り上げ、せぇの!で一緒にするという製作方法です。そんなんで、出来上がった作品同士衝突しないの?って、聞いたところ、全くないというお返事でした。おそらく、波長が一致しているのでしょう。

エスさんの詩は、ずばっと切り込んでくるタイプの詩で、

「好きなように繊細 都合良く解釈 考えが甘い人は 直感に頼ってはならない」

「要約すると 時間をかけるのはもったいないし 面倒くさい と 今 仰いましたか」

といった感じです。

優しい透明感のあるメロウさんの作品は、ともすれば心の深部に拳を当てる様な詩に自然と寄り添います。それぞれの作品を見ていると全く持ち味がちがうように思えるのですが、並べると不思議なくらいピッタリきます。

二人のカードや詩集は、常時店頭に置いていますが、普段並べることができないメロウさんの、豆皿、ブローチ、箸置きなどの可愛い小物もあります。(豆皿1620円 ブローチ1080円 箸置き972円)プレゼントの機会が多いこの季節に、ぜひご覧下さい。

いつもは新刊発行に合わせて、原画展をすることが多い二人ですが、今回は、それぞれが毎日作り続けている日々のかけらのような作品たちを、ギャラリーの壁で組み合わせました。例えば、この絵(左)を掲げて、エスさんが側に置いた詩はこれ。

 

「拗ねずに ヨレずに 時を待てるか」

 

つぶやくような、歌うような、そんな言葉と絵のかけらたちを拾いに、どうぞお立ちよりください。

 

★豊原エス×足田メロウ「日々のかけら」展は12月13日(日)まで  7日(月)は定休日

 

 

 

 

 

きらめく野生の一瞬を切り取った、安藤誠写真展「Ordinary Miracle」本日より開幕です。

このブログでも何度も紹介していますが、安藤さんは北海道在住のネイチャーガイドで、カメラマン。レティシア書房では、毎年秋に一日だけ、講演会をしてもらっています。安藤さんのお話は、自然に対する畏敬と親愛があふれていて、講演を聴いたお客様の中から何人かは、必ずと言っていいほど北海道へ旅立たれます。

彼の写真「Kimn Kamui」(左)を初めて観た時、この熊の目線の物悲しさに心打たれました。

害獣として「俺たちは、何故殺されなければならないのか」 そんな台詞が聞こえてきそうでした。その後、何度か、この作品に接しているうちに、いやそれだけじゃないと思えるようになりました。今、この視線が伝えてくるのは、すべてを包み込む優しさです。あらゆる感情の爆発をす〜っと回避させるようなとでも言えばいいのでしょうか。いつも、そばにいて見守ってくれるような存在に思えます。

同じように、「Fox Dream」というキタキツネの眼差しを捉えた作品にも、やはり同じような優しさを感じることができます。この作品は、北海道の病院の待合室に飾られているそうです。患者を励まし、癒す効果があるのかもしれません。

一方、サクラマスの遡上の一瞬を捉えた「Never Give Up」は、生きる力すべてを振り絞って川を上がる姿が見事に表現されています。安藤さんはこう書いています。

「写真には、凛とした彼等の清楚な美しさ。己の使命を果たすべく遡上を続ける果敢さ。そんなエネルギーを切り取り、封じ込めたいと思った。」

タイトルに相応しい作品です。そんな力強い作品の一方で、素敵な夢を見ているに違いない子狐の横顔を捉えた「Dreaming Fox」や、新緑の北の大地で、あくびするエゾフクロウの微笑ましい姿を捉えた「Treasure Smile」など、フフフと笑えてきそうなユーモラスな作品や、幻想的な風景の中に佇むタンチョウを捉えた「Soft Silence」「Blue Crane River」などシンと冷えた情景の中の美しさを見つめた作品もあります。

お時間があれば、素敵な北国の仲間に会いに来て下さい。

「安藤誠写真展」は15日まで 

 CD付きミニ写真集も販売中です。

 

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北海道のネイチャーガイドで写真家の安藤誠さんの、トークショーを10月23日夜に開催しました。

狭い店内に、多くの方にお集り頂きありがとうございました。

当日朝、静岡県焼津から「今から京都へ向かいます」と連絡があり、夕刻無事到着。今年で4回目になりますが、常連さん、初参加の方など我々を含めて、18名が、スライドを使った安藤節に酔いました。

北海道の大自然に生きる動物達の写真をメインにして、自然大系の微妙なバランス関係の事、「危険な動物」というレッテルをマスコミによって貼られた野生の熊のこと、毎年アラスカで見るオーロラツアーの事など、興味深いお話でした。

私たちは、人間だけが、食とは関係なく他の生物を殺す。動物は、ただ食べるためにだけ補食すると思っていますが、そうではありません。例えば、シャチのグループは、クジラを追いかけ殺害することがあります。一つには、狩りの訓練のためですが、ここにはもう一つ大きな意味があって、クジラが増えすぎて、主食するオキアミの量が極端に減らないようにするためだ、というのです。別にシャチにそんな意識があるのではなく、太古の昔から、そうやってバランスを保ってきたのです。聞けば聞く程、自然大系の深さに驚きます。

さて、数多い安藤さんの作品の中で、昨夜一番受けた写真は、これ(下)。

ルンルン気分で、上がってきたアカリスの目の前には、なんと大きなアメリカワシミミズク。リスはやばい!と思ったに違いないのですが、ずーっとここに泊っていたミミズクの方は満腹だったみたい(何しろ補食関係です)で、命拾いしたアカリスでした。カメラを構えていた安藤さんも、おもわず吹出したそうです。

自然の中ににこそ学ぶべきことが沢山ある、という思いで一杯になった夜でした。

この作品の入った作品集「Ordinary People」最新号(CD付き2200円)は、11月3日から始まる彼の写真展で販売します。写真展では、北の大地に生きる動物達の力強い姿を楽しむことができます。

安藤誠写真展は11月3日(火)〜15日(日)

 月曜定休日 12時〜20時  レティシア書房にて

 

 

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本日より「たかせちなつ まいにちいろいろ展 絵と版画とこものたち」の始まりです。

たかせさんの個展は、2013年の秋の銅版画展に続いて二回目になります。今回は、銅版画に限らず、イラスト、マッチ箱のこもの、布の人形、手ぬぐい、さらに、お義母さんの詩集のための挿絵など、たかせワールド全開となりました。

「雨女」と題した版画の女の子のスカートは、降ってくる雨の輪でどんどん広がり、雨音がリズムを刻んでいます。あめあめ、ふれふれ、と口ずさむ歌が遠く聞こえてくるみたい。彼女の作品には、なんともいえないユーモラスな味わいと浮遊感があります。そして、静かなのです。ブランコのギコギコという音とか、鳥のさえずりや鼻歌は小さく聞こえても、黄昏時の少し哀しい静けさがあるように思ってしまいます。

楽しいけれど、どこか孤独。嬉しいけれど、はしゃがない。手づくりの可愛い小物たちは、どこか落ち着いていて、馴染む感じがとても素敵です。

キュートなぞうさんは、マッチ箱のアート作品。小さなブランコをこぐ女の子は、針金と紙。身近にある材料を使って手を動かして作り出す、温かで静かな時が愛しい。

まいにちいろいろ、面白そうなものを指先から紡いでいく生活って、ホント豊かでいいなと、素直に思います。(女房)

 

『たかせちなつ まいにちいろいろ展』は、10月6日〜18日(日)まで。

月曜日定休。最終日は18時まで

 

 

塗込められた壁から、顔と手指がわずかに出ている白いパネル。死と生の間で、想いを秘めているかのように静かに目を閉じています。

台にズラリと並んでいるのは、白い紙粘土で作られた、手足の長いひょろりとした裸体の人物。皆、仮面をつけています。生きているのか、死者の使いなのか、そして開けた口から吐き出されるのは、悦楽のため息か呪いか・・・妖しい沈黙は、標本のようです。映画「未知との遭遇」のラストに登場する宇宙人のような、ながい手足をだらりと伸ばしたまま浮遊しています。

顔の表情の面白さもさることながら、作品の後ろの壁に、投影された人形の影がまた面白く、かれらの思いを象徴しているようにも見えてきます。

 

作者の中西さんは、開店以来のお客様で、これが初めての個展になります。本についての深い造詣をお持ちの方で、週に一度は、当店の書架を眺めながら、いろんな本の話を聞かせてもらったことは、新米の古本屋にはとても有り難く、店の本の収集に役立たせていただきました。

それが、ある時から、パタッと来られなくなりました。久々に来られた際にお聞きしたところ、紙粘土での創作に励んでおられるというのです。毎週、大阪の古書店回りをされていたのも止めて、創作に専念とか。今回その作品の一部が並びました。

この人形たちが背負っている、業の深さや、哀しみや、ユーモアなどを感じるのは、作家の中に蓄積された膨大な本の森の奥から滲み出てくるものでしょう。

初めて創作された作品を、こうして眺められるのは、ギャラリーをしているものにとって、本当に幸せなことです。

★中西敦浩作品展9月22日(火)〜10月4日(日)最終日は午後6時まで

絵本「はなとうめのしあわせカフェ」(1400円)の原画展が今日から始まりました。

森の中に、チワワのはなと、ネコのうめのカフェあります。二匹は、朝からカフェの準備に大忙し。さあ開店!というときに、近所のコーギーのぼうやが、お母さんが病気になったので助けを求めに飛び込んできます。はなとうめは、店を閉めてぼうやのお手伝いに奔走するというあたたかなお話です。

 

作者のmomokoさんは、優しく丁寧に、二匹と周りの動物たちや花々の様子を描いています。個展のご相談に来られた時に見せて頂いた本も、隅々まで細かい心配りで描かれていましたが、今日、原画を見たら、その密度の濃さに改めて嬉しくなりました。聞けば、この絵本のカフェで描かれたケーキも、実際自分で作られたものとか。それだけではなく、畑の場面に出てくるイチゴも育てて、スケッチしたというのです。仕事をされながら4年間の月日をかけて、一枚一枚丁寧に仕上げられたらしいのですが、その濃密さになぜかほっとするのです。

思うに、なんでも簡便になって、ちょっとしたアイデアから、いともたやすくアートっぽいものが手に入る今、時間をかけて、決して器用とはいえない描き方が、それ故の力強さでこちらに伝わってくるんですね。因みに、チワワは今momokoさんが飼っているメス犬のはなちゃん(左)。ネコ(右)は庭に遊びにくる子、そしてコーギーは前に飼っていた犬、と実在の動物たち。そのせいか、表情が本当に可愛く、大切にされているのがよくわかります。

2007年に出版された「かわいいどうぶつたちにあいにきませんか」(新風舎 800円)の原画も一緒に並んでいます。こちらも色を重ねて作り上げた動物の絵が、楽しいです。

今回、絵本の一場面を立体的にみてもらおうと、フェルトなどを使って、小さな動物たちを作られました。momokoワールドいっぱいの作品展をご高覧頂ければ幸いです。(女房)

 

 

 

 

 

 ★momoko  絵本「はなとうめのしあわせカフェ」展

9月8日(火)〜20日(日)14日定休日

最終日は19時まで

 

2016年度ARKカレンダー入荷しました。大1000円 卓上800円

京都は、祇園祭の鉾立ての頃になると、暑さもハンパじゃありません。うだるような猛暑の毎日。

レティシア書房のギャラリーは、もちろんその暑さを見越して(?)の作品展が始まりました。染色作家土本照代さんの「あいぞめのゆめ 3」展です。

涼しげな藍染めののれんが揺らぎ、この夏重宝しそうなおしゃれなストールがたくさん、さらに日傘も並びました。彼女の染色作品は、「おりがみ絞り」と呼ばれているもので、生地を折り紙を折るようにたたんで縛り、藍液に浸けて染めます。一緒に展示してある「藍染おりがみ絞り」(染織と生活社)を横においてのにわか仕込みの説明なのですが、染め上がった布を広げると、折り方縛り方により様々なパターンの模様が立ち現れるのです。

計算して染めたとはいえ、畳んでいた布を大きく広げる瞬間のドキドキは、作家さんだけが味わうことのできる感動でしょうね。その大胆な幾何学模様は、シャープな線というより、布と藍が歌っているように、やわらかくて優しいのです。

藍染めというとまっ先に木綿のものを思い浮かべますが、テーブルセンターやインテリアにも使える手ぬぐい(2200円〜3000円)などはキリッとして清潔感があります。そのほか麻・レーヨン混のカジュアルなストールもあれば、軽くて透け感のステキな絹のストール(15000円〜20000円)などがあり、こちらはドレッシーな服にも合いそうです。

 

本屋での個展だということで、今回は和紙に染めたブックカバー(1200円)や、小さめのノートも作って頂きました。布とは違い、和紙の方は柄がはっきり出ます。読みかけの文庫にこんなカバーをかけてみたら、ちょっと衣替えしたみたい。プレゼントにも喜ばれそうです。他に、ポチ袋(450円)や可愛いくるみボタン(300円)、ヘアピン(700円)などあります。

昨年の夏、初めて個展を見せて頂いて、白と藍のモダンな、そしてどこか懐かしい作品を見て頂きたいという願いが叶いました。祇園祭の最中に、御池通を少し北へとお立ちよりいただければ幸いです。(女房)

土本照代染色展「あいぞめのゆめ」は本日より7月26日(日)まで。(20日は休み。最終日は18時)

 

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上仲竜太「小さな絵本展」、本日より始まりました。当店では、カードや、しおり等のグッズでお馴染みの作家さんではありますが、個展は初めてとなります。今回は、手づくりのミニ絵本を中心に展示しています。

壁の中央を、でかいカメレオンが占拠しております。これは、手づくり絵本のひとつ「空色カメレオン」の最後のページを、大きく引き延ばしたもの。探検家のポットさんが、空色カメレオンを探しに旅に出るお話ですが、このすっとぼけた表情がなかなか絶妙です。

「ぼくが、宿題を忘れた理由」の原画も可愛いです。算数の宿題をしていたら、なんとエンピツが逃げ出すというお話で、最後は、、おまえは、サンダーバード1号か!というのが笑わせます。

 

また、9.5mm×12.5mmの、パスケース並みのサイズに描かれた「音楽の虫」は、まるでパラパラブックみたいに遊べます。楽器達が、楽しそうに歌っていて、ラストはジャ〜ンと決まりました。(下写真)

どれも、上仲さんのくっきりした色使いが素敵な原画で、楽しい歌声が聞こえてきそう。(展示の原画は一部を除いて販売しております)

ポストカード、便箋、メッセージカード等もたくさんの種類を揃えて販売中です。是非、おとぼけカメレオンに会いに来て下さいませ。

上仲竜太「小さな絵本展」は7月12日(日)まで

  6日(月曜日)は定休。

 

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