本日より、北海道江別市(札幌のお隣だそうです)の「Simple風」主催の澤口弘子さんの、フェルト作品展が始まりました。男子禁制です。(嘘ですが)

古本屋があっという間にブティックに変身しました。暖かそうな手袋、ショール、ベストそして帽子等の作品がズラリ並んでいます。私は帽子が気に入りました。しかし、冠れません。これ、着こなせる男性いたら凄いです!!。写真取ってブログに載せます。お店に飾ってある作品は、すべて手に取って、着ていただいても構いません。これ、可愛い、あれも、となると男子はきっと無理です。いや、その輪に堂々と参加出来る男子いたら、男の中の男ですね。蛇足ながら、女子会にふわぁ〜と参加できて、ニコニコできる力のある男子こそこの国の首相になって欲しいもんですね。消費の半分を引っ張ってる女性のことわかんなさそうな爺さんじゃね。

ご来店された方同士で、似合うわね〜と褒めちぎり大会していただきたいものです。実はもう、なってますが…………。

フェルト作品と一緒に、同じく北海道白糠の茶路めん羊牧場のサフォーク靴下や、羊油せっけん「サボーの丘」も販売中です。ハッキリ言っておきます。高いです。しかし、けれど、but、使用感は最高です。靴下は、私も愛用しております。三足某の靴下ではこんな暖かさは期待できません。身体全体が暖まってきます。石鹸は、羊油から作られた国内初の化粧石けんです。合成の香料、着色料、防腐剤は一切使用していません。お肌の弱い方をはじめ、少なからず愛好者がおられます。牧場の愛らしい羊フォトも販売中です。

さらに、北海道発の雑誌「カイ」の羊特集号やら、北海道紹介マガジン「スロウ」(バックナンバーも在庫しています)果ては立松和平の写真集「釧路湿原」まで揃えております。以前、安藤誠さんの「安藤塾」に来られて、彼の話にすっかり魅了された貴女!なら絶対に来るべき展示会です。北の大地の暖かさにほっこりして下さい。

ご注意ー入店された時に、ぷう〜んと動物の臭いがするかもしれませんが、これが羊の匂いです。一度その匂いに魅入られるともうたまらん!!

こういう企画の時って、ライ・クーダーやボビー・チャールズ、レア・カンケル等のシンガー&ソングライター系のシンプルなサウンドって似合います。さらに北の大地気分を盛り上げてくれます。

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手に乗る程の小さな羊毛から、こんな大きな作品に仕上げるまでに、何を思いながら手を動かしていくのだろう。

最初の縮絨から始まる遠い旅。想像してもわからない。

一つ一つ手の先から生まれていくものたち。

増殖し、ちぎれ、またくっつきながら、まだまだ先の見えないどこかへ向かって作られて行く。

 

ギャラリーの壁に貼り付いたフェルト作品を見ていると、勝田さんにとって、生きることと、作ることが同じなのだ、思いました。

2011年、出産を経験し、しばらくは製作をするのも難しいと思っていたらしいのですが、今年3月「羊パレット」の出展が縁で、お母さんになって初めての個展会場に、小さな本屋を選んでくれました。

初日「羊パレット」の主催者スピンハウスのポンタさんが来て下さり、「スゴックいいよ!!迷いがなくなった感じがする。」と勝田さんに話しておられました。

新しい出発になるかもしれない場に立ち会えて、幸せです。小さなギャラリースペースではありますが、ここで毎日作品を眺めていると、力をもらえるのです。明日につながる力とでもいえばいいでしょうか。

 

どうぞ、素敵なフェルトに会いにきてください。力が湧きますよ、きっと。(女房)

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可愛さだけでフェルト作品を想像すると、大火傷しますよ、この展示会は。

本日より、勝田真由「フェルト造形展」が始まりました。写真をご覧くだされば、わかりますが、もうストレート、直球勝負のフェルト展です。アメーバか、異星人か、まるで今にも動き出しそうです。目の前に立っていると、ガブリとやられそうな迫力です。フェルト作品=可愛いなんて思い込みは、一瞬にして吹っ飛びます。もちろん、小物のブローチには、可愛いものもありますが、「凄い」というのが、最初に来られた方の感想です。フリージャズや、ノイズ系のアバンギャルドロックをガンガンかけたい気分です。

初めて「エイリアン」のギーガーの原画を観た時のような驚きがここにはあります。18日まで展示、販売していますのでぜひお立ち寄りください。ブローチは1000円から、トレーは1800円から販売しています。もちろん大きな作品も販売します。お部屋に飾って、日々成長してゆくフェルトを眺めるというのは?最初ちょっと距離をおきそうですが、何故かこれに巻かれて眠りたいという欲望が出て来るところが不思議ですね。

フェルト展開始に伴い、絵本の棚が、ギャラリーサイドの平台に移動しました。チェコ絵本も同時に移動しました。人気の「ダーシェンカ」シリーズも2冊ございます。お早めににどうぞ。チェコ絵本の内容は近々詳細をアップいたしますが、内容をお知りになりたい方は、お気軽にお電話、メール下さい。

 

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3月に開店して7ヶ月。

本屋の片方の壁面をギャラリーにしたところ、おかげさまで写真、アクリル画、水彩画、硝子など色々な作品展をさせていただくことができました。

この前の「ペーパークイリング」等、初めて知ったジャンルもありましたし、レコード展示は本屋の空間だからこそ実現したものでした。

幸い交通の便がよいところで(地下鉄烏丸御池下車、徒歩約7分)、それに2週間という期間は少し余裕があり、午後8時まで開けているのでお仕事帰りに立ち寄っていただけるようです。

 

今回初めて陶器を並べてもらいました。木のカウンターがそれに似合うだろうか、本屋の店でなじむのだろうかなど心配しましたが、高山氏のおかげであたたかな雰囲気の作陶展になりました。いつも夏に展覧会をする事が多いらしいのですが、秋の個展用に、土鍋やむっくりした感じの酒器、茶碗も新しく作ってもらえて、そして壁には秋の草花がきれいに入りました。

これまでも、一つ一つの作品展が勉強でしたが、また新しい展示ができてよかったです。

お世話になった作家の方々にこの場を借りてお礼申し上げます。これからもよろしくお願いいたします。(女房)

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先日、「京都カフェ案内」や「猫の本棚」などの著書でお馴染みのの木村衣有子さんがご来店されました。お店では、彼女のミニプレス、と言っても彼女一人で作っている本ですが、「のんべえ春秋」(木村半次郎商店)を販売しています。

いいなぁ〜、この本。同じお酒好きとして、どのページをめくっても楽しいですね。お酒がダメな方には書評エッセイ「酒飲む本」をお勧めです。書評ではこんな本が紹介されています。

大竹聡さんの「酒呑まれ」(ちくま文庫)

タイトルは「飲」ではなく「呑」と表記されていても本文では一貫して「飲」が使われている。あえて使い分けられている。「呑む」か、「飲む」か

という些細な事から、木村さんと著者の馴れ初め、当然酒場ですが、が語れていきます。2002年、大竹さんは「酒とつまみ」という小雑誌を発行されるまでが書かれています。どこまでいっても、酒の話というところが面白いですね。お酒の本以外の木村さんの本は「手紙手帖」を在庫してあります。これは、手紙の書き方に始まって、手紙必需品の紹介、そしてどんな手紙をだしているのかの実例紹介まであります。何かと、メールに頼りがちな昨今ですが、手紙の良さも見直していただきたい一冊です。

さて、本日よりギャラリーでは、高山正道作陶展「On the table 」が始まりました。素敵な作品が並んでいます。 ぐい飲みに最適なおちょこも数点あります。価格は2000円ちょっとからです。日本酒の美味しい季節になりました。今日のお酒もさらに楽しくなる事間違いなしです。

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びわこの東のすてきなところ」というミニプレスに掲載されていた「ファブリカ村」へ行きました。

来春、レティシア書房で個展をしてくださる藤田良子さんからDMをいただいたので、これ幸いに行く事にしたのです。

 

DMにはJR能登川駅から徒歩15分と書かれていたのですが、ワタクシ重度の方向音痴なので、駅前の案内所でどっちむいて歩けばいいの?と立ち寄ったところ、そこのオジサンが即座に「あ、そこのね、横断歩道を左に入って50m。すぐわかるよ。」って教えてくれました。

「ありがとうございます」と、一応お礼は言ったものの、徒歩15分って書いてあるし、50mなら走ったら1分やん、って思い直し、おじさんには悪いですが左に曲がってすぐ、作業中のオニイサンに「ファブリカ村はどこですか?」とDMを見せて聞きました。「ファブリカ村へ行きたいの?歩いては遠いよ。歩けない距離ではないけど。」とオジサンとは違う意見です。DM上に現在地を指し示し、道順を丁寧に教えてくれました。

でもね、歩き始めたらすぐ着きました。約10分。きっとオニイサンは歩くの好きじゃないな。そう言えば、滋賀県って車保有台数が多いと聞いたことがあります。それにしても地元の人の距離感は当てにならない。かつて、「バス停すぐそこ。」と言われて山一つ越えたこともありますし。

 

さて、ファブリカ村です。

高度成長期に近江を支えた織物工場の跡を、ギャラリーとカフェにされて三年。土日の営業のみですが、いい雰囲気です。

藤田さんのアクリル画も年代を経た壁に素敵に似合っていました。3月26日からの個展も楽しみです。(女房)

 

 

 

 

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店長日誌のブログでもご紹介しているように「ペーパクイリング」展を開催中。

初めての個展をしてくれた明楽さんは(これは詩を書くときの名前で、ペーパクイリングの時はkotohanaさん)店主とは前に勤めていた新刊書店からのお付き合いですが、まさかこんなに器用な方とは知りませんでした。実際細い紙をクリクリまいて作って行くのは気の遠くなるような作業です。

私も試しに巻かせていただきました。創作する楽しみはちょっと味わいましたが、几帳面さが決定的に不足していることを改めて自覚しました。

はじめて作ったハロウィンのカボチャを、「リンゴかと思った」とは店主の感想。フン!(興味のある方はkotohanaさんのブロブをご覧下さい)

 

 

それはともかく、彼女のひとつひとつの作品には、素敵な詩が添えられています。

花束の額には「おかあさん」という詩。

 

母になった今でも

子供でいられる このときは

一寸先もわからぬ人生の中

ほんの一瞬訪れた

蜜色のひとときなのでしょうね

 

ちょっとウルウルしてしまいました。これは非売品。展示後お母さんに贈られるそうです。まだあまり知られていない「ペーパクイリング」をぜひ見て頂きたいと思います。(女房)

 

もう一つ好きな詩を。

「今は冬でも」

必ず

花を咲かせ

葉を生い茂らせ

実りの時へ

辿り着きますから

どうか

待っていてください

 

 

 

「ペーパークイリングと詩の作品展」始まります。

先ずはじっくりとご覧下さい。ひぇ〜こんなん、ひとつづ作ったの????、きっと、私なら1分でキレてしまいます。

紙をまいて、まいて、まいて∞に続いて出来上がった花々。手作業の極みです。作家さんのお話によると、葉っぱ一枚に約2時間とか。一番大きな作品は、夏真っ盛りを象徴するようなひまわりの花ですが、遠くから見ると、ふつ〜のひまわりですが、どうか作品ギリギリまで近づいてご覧下さい。すべて、紙をまいて、切って作り上げてあります。

「ペーパークイリング」という言葉は、まだ馴染みの薄い言葉ですが、発祥は中世ヨーロッッパで、聖書を作る時に発生する切れ端を、やっぱ聖書だし、破棄するのはなぁ〜という事で、何とか再利用を思案し、その紙切れで花を作って宗教画を飾るのに使ったのが最初らしいです。それが、贈物の小物に使われたりしてポップになって市民権を得たものです。

とにかく、遠くから眺めるのではなく、近寄って見て下さい。一つ、一つの葉っぱや、花を作るのに流れた膨大な時間と作家の思いを汲み取っていただきたいと思います。作家さんの作品をあしらった「花言葉おみくじ」(300円)等の小物も販売しております。クリスマスプレゼントに、今からご用意いただくのはいかがでしょう。

詩人としても活躍されている作家さんが発表された詩の同人誌も、店頭にご用意しております。作品を見ながら、お読み下さい。

 

 

 

 

 

 

 

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数年前、女房と北海道で蝦夷フクロウのつがいを目の前で見た。古い巨木の天辺付近にでじっとしている二匹。回りにいる人間なんぞ歯牙にもかけない堂々たる存在。こんな素敵な場所に案内してくれたのは、ブログでもご紹介したヒッコリーウィンドのオーナー、安藤誠さん。一時間程、その木の下から見上げていましたが、飽きませんでした。その安藤さんが、10月26日(金)来店されて北国の自然やカナダのオーロラのお話とスライド上映会(午後8時スタート)は、ほぼ満員ですが、まだ間に合います。

さて、火曜日より始まった「北岡照子木版画遺作展+北岡広子銅版画展」で、印象深いフクロウの版画が三点並んでいますが、お気に入りは、下の作品です。獲物の兎を、まさに獲得する一瞬を捉えた緊張感溢れる一枚です。

星野道夫「未来への地図」(2005年朝日新聞社)には、口に獲物のネズミを加えて、子どもが待つ巣へ降り立つ、畏怖すべき存在としてのフクロウの写真が載っています。堂々として、ちょっと恐怖感さえ感じさせるフクロウ。照子さんの版画にも、それは地表すれすれを飛ぶフクロウの影に表現されています。追われる立場に立てば、これほど恐怖をイメージさせるものはないでしょう。逆に俯瞰ショットで、この影を見ると大地の生態系の頂点に君臨するものの大きさが感じれます。作者の思惑と別にして、ここには追われるものと追うものの緊張感を立ち位置を変化させることで、感じるこができる作品です。

鳥の写真の第一人者、嶋田忠「鳥のいる風景」(1986年平凡社)を開くと、森の哲学者風情の知的なフクロウの写真や、鋭い視線で、こちらの心の中を見抜いているようなコノハズクの写真があります。ギャラリー見学の後にでも、開いてみてください。

 

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勢いがありながら柔らかな彫刻刀のリズミカルな線。

北岡照子さんの木版画が、古本屋の壁にピッタリ合っていい雰囲気です。

 

北岡照子さんは60才から始めた木版画を、とても楽しんで作っておられました。彫刻刀が木を削る音は、とても心を落ち着かせてくれると、娘の広子さんに語っておられたそうです。

81才で亡くなるまで毎年手作りのカレンダーを頂いておりました。今、こうして改めて作品を前にして、ゆっくり話されていた京都弁を思い出しています。

 

昨年、広子さんにはレティシア書房のロゴデザインをお願いしました。選んでくれたのは、黒猫が本の上にちょこんと乗っている絵で、それは、彼女のデザインでお母さんが彫られた蔵書票のデザインから頂いたものでした。

蔵書票は色々作っておられましたので、5枚1組500円で販売しております。

 

お母さんと共に作られた、看板猫の絵を大切にしていきたいと、しみじみ思っています。(女房)

 

 

 

●「北岡照子木版画遺作展+北岡広子銅版画展」は10月7日(日)まで。

●10月1日月曜日は休み。

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