「斎藤博素描展1972年乾期アフリカ・サバンナの旅にて」は盛況のうち第1週を終え、2週目に入りました。

そして、今なお作品の並べ替えは続いています。

 

本屋の壁にすっかりとけ込み、けれどもさすがに存在感があり、とても素敵な個展になっています。

 

私自身毎日ワクワクしながら、とてもいい勉強をさせて頂いております。

 

このスケッチは、今から40年前、京大霊長類調査隊に同行して、乾期の東アフリカを旅し、初めて目の前にひろがる原色の世界に感動した若き画家の感動そのものです。

 

さらに現在制作されているコラージュが加わり、それが若い頃のスケッチと一緒に並ぶとそこに、ある流れが見えて、大げさに聞こえるかもしれませんが、一人の作家の足跡をたどるような気がしてきます。

 

展示スペースを作っておいてホントによかった、と思う今日この頃です。(女房)

 

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「「1972年乾期東アフリカ・サバンナの旅にて」と題した素描展開幕です。

日本のアルトサックス奏者、渡辺貞夫が数十年前にアフリカに渡りました。ジャズマンがアフリカに渡った先駆的存在でした。彼は、かの地で土着の音楽に魅入られて、帰国後「ケニヤ・ア・アフリカ」などの多くのアルバムを発表しました。おそらく、彼が内包していた強烈なリズム感と、土着音楽の力強さがマッチングして、ジャズのようで、エスニックのようで、ポップスのようでという具合の見事にブレンドされたサウンドを作りました。

異国の地を訪れた作家なり、ミュージシャンがその土地の醸し出す匂いを思い切り吸い込んで、自分の感性を刺激されて出て来た作品を見るのは、いつでも新鮮きわまりないことです。今日から始まったこの個展も、そんな刺激に満ちています。大砂塵と、灼熱の太陽、が体を吹き抜ける! かっこいい!という言葉だけで表現するのは、作家に対して失礼かもしれませんが、最大限の賛辞を込めて言います。

                           「かっこいい」

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この夏、お店でちょっと面白いというか、へんな企画やります。

その1:7月3日(火)〜7月17(火)鉾巡行日「翁再生硝子工房展ー氷コップ展」

この工房のコンセプトは「翁再生硝子工房では主にお酒や調味料などに使われているガラス瓶を熔解して、 吹きガラス等の技術を使い、普段家庭で使える器やアクセサリーを制作しています。」です。そして、今回「夏の京都で初めての個展は、『氷コップの世界』に挑戦してみます。」との意気込みで開催です。

そして、この企画中の15日(日)〜17日(火)の三日間、西陣のドイツパン屋「はちはちinfinityCafe」が、店の一隅でパンの販売を行います。ドイツの伝統食である「ライ麦パン」の深い香りと味を提供して、多くのファンを持つ「はちはち」のパンの出張販売です。販売時間、販売商品等の詳しい事決まりましたら、またお知らせいたします。なお、16日(月)は本来定休日ですが、営業いたします。宵山に行こうかなと思っていらっしゃる方、おついでに、お立ち寄りください。

 

その2:8月14日(火)〜17(金)「善行堂がやってくる」

銀閣寺近くの古書店、ご存知「善行堂」の出張販売展を開催いたします。さて、どんな本を出品してもらえるか、今から楽しみですね。折しも、下鴨で古本市(11日〜16日まで)が開催中です。その帰りにでもご来店頂ければ幸いです。

その3:8月21日(火)〜9月2(日)「写真展Bred」(仮題)+「一箱古本市」

7月にパンの販売をされる「はちはち」スタッフによる「パンの写真展」と、同時に、ギャラリースペースを解放して、一箱古本市を開催します。(参加者募集中です。メールでお問い合わせください。)

 

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ただいまレティシア書房のギャラリーコーナーでは「蛭多量令展」が開催中です。

エビスタカズヨシと読みます。ちょっと読めないくらい難しいお名前です。

エビスタさんとのお付き合いは30年以上になります。

 

何を隠そう、朝日カルチャーセンターのデッサン教室で週に一度、一緒にモデルさんを描いている仲間です。よく続くな〜と言う人もいるのですが、これが楽しい。余計なことを考えず、2時間ひたすら対象と向き合って描くのは、子どもに戻れるような嬉しいひと時です。

 

 

お医者さんで、御歳84才になられるエビスタさんの、初の個展がレティシア書房で実現しました。

たくさんたくさん風景画を描いて来られたので、一堂に並べて下さいよ、とお願いしたら、照れ屋のオトーサンは、最初ちょっと尻込みされていたのですが、結局は快く引き受けてくれました。

 

1997年から2011年にかけての、旅のスケッチです。旅先で(京都市内の風景も多くありますが)描いて、持ち帰ってからは一切手を入れないそうです。

こんなことを言うのは生意気ですが、素直な美しい風景画です。

旅先から奥様宛に送られた絵手紙もあります。これがまた素敵で、その時々の印象がぱっと画面に吸い取られたようで、生き生きとした絵が並んでいます。

 

こうして今まで描いて来た絵をまとめて並べるといいもんだな、とご本人もしみじみ。

これからも町並みを、どんどん描いてください。来年も待っています。(女房)

 

☆蛭多量令展は6月3日まで。

 

 

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前にもご紹介したカフェ「ムーレック」に連休最中、4日に行ってきました。
もちろん幻のコーヒー「カペ・アラミド」を飲むためですが、写真展をされていた上村さん夫妻と、展示中ずっと手伝ってくださっていたY子さんをぜひお連れしたかったのです。


ムーレック」は築100年くらい(?)のお家で、姉妹でカフェを営業しながらアジアとつながっている素敵な場所です。

「ムーレック」というのはタイ語で「小さな(レック)手(ムー)」という意味だそうです。(妹さんがタイに長く住んでおられました。)
子供達の手、そして、一人一人は小さいことしかできないけれど、つながれば大きく実を結ぶ意味もこめられているとか。

「カペ・アラミド」も売り上げの一部がフィリピンの「ハウスオブジョイ」という孤児院の支援に充てられます。
ここは、親のいない子供、虐待を受けている子供などを政府の福祉局の連絡を受けて保護し、ご飯を一緒に食べ、そして学校に通わせるところです。

「ムーレック」のお姉さんの方が、ドキュメンタリー映画の製作者で「ハウスオブジョイ」の依頼で作られた映画も見せていただきました。

上村さんたちは、ゆったりした古い家の佇まいや、展示してあるタイの子供達の写真をすごく気に入ってくれました。

コーヒーの方は、後味がすっきりとしていて、美味しかったです。
幻のコーヒーと言われる珍しいものを頂いた割には、もひとつ味音痴で感想がなんですが。

さて、楽しかった上村さんの「Northean Life」写真展も5月6日に終わりました。
たくさんの方々が見に来てくださいました。再会の和やかな雰囲気、楽しそうな笑い声が小さな本屋に満ちて、我々もいっぱい幸せを頂きました。
レティシア書房の小さな手が、また一つつながりました。
本当にありがとうございました。(女房)

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