本日より、週末22日(日)まで、「児童文学&絵本フェア」を開催しています。

児童文学の目玉はこれ。リチャード・チャーチ著「地下の洞穴の冒険」(1971年岩波書店/古書2000円)です。映画「スタンド・バイ・ミー」のように、いつの時代も少年たちは冒険に出かけます。そんな夏の終わりの少年たちを描いた傑作児童文学。地下に空いた洞穴を探検する物語です。71年に発行された初版本。函も付いていて綺麗です。

もう一点、メアリー・ノートン著「床下の小人たち」(昭和43年岩波少年文庫112/重版/函入り/口絵カラー挿絵1葉/古書1000円)。アニメ化もされて、よくご存知の物語です。今、販売されている判型とは違い新書サイズで、しかも函入り。今の版に付いているかどうかは分かりませんが、表紙を開けるとカラーの挿絵が一枚付いていてクラシカルな雰囲気です。

他にも1975年版の「クローディアの秘密」(岩波少年文庫2077/古書100円)、「トムは真夜中の庭で」(岩波少年文庫2079/古書100円)など。また、岩波少年文庫の歴史をまとめた若菜晃子著「岩波少年文庫の歩み1950〜2020」(岩波書店/新刊1100円)は、必読の案内書です。

そして、和田誠、みやこしあきこ、町田尚子、荒井良二などの傑作絵本を並べました。最近入荷した、きくちちき「いろいろかえる」(偕成社/新刊1500円)もあります。「もみじのてがみ」でプラチスラバ世界絵本原画展で「金のりんご賞」を獲得した作家です。かえるたちを、カラフルな色合いと伸びやかなタッチで描いた絵本は、見ているだけで楽しくなります。

おススメは、林木林(文)&岡田千晶(絵)コンビによる「ひだまり」(光村教育図書/古書1200円)。トラビスは、乱暴者で自由奔放な猫でした。しかし、優しいミケーレという猫に出会い、今までに感じたことのない幸福を感じます。ところが、ミケーレを失い、元のすさんだ生活に戻ってしまいます。そんなトラビスが絶望の底から、再び希望の光を見出すまでを描いた作品です。淡く優しいタッチで描かれ、涙を誘います。

100円絵本コーナーや、格安児童文学コーナーもあります。掘り出し物を見つけてください。

 

 

私が出演するZOOMミーティング「フライデーブックナイト」の第1回が、今月20日に決定しました。ご興味のある方は下記アドレスまで

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