京都のハンドメイドフェルト工房ZUSの、加藤ますみさんの楽しい作品展が始まりました。レティシア書房では三度目の個展になりますが、毎回必ずユニークな新作を制作されて、展示をお手伝いしながらウキウキしてしまいます。

今回初のお目見え「カワウソのコインパース」(写真右)の愛らしいこと!顔をぱかっと開けると小銭が取り出せます。型紙の上に、羊毛を薄く重ねて、ひたすらお湯をかけながらこすり続け収縮させて作って行くのですが、加藤さんの型紙はとてもよく考えられていて、デザインが洗練されています。

定番の動物顔のキーホルダーやカードケース、山羊さんのティッシュケースに加えて、干支のイノシシのミニバッグ(お財布にも)、イノシシ親子、クリスマスのオーナメント。色とりどりのバッグは形もいろいろ、肩にかけるタイプや愛らしい巾着、A3のノートが入る新作のバッグ(持ち手がかわいい)などたくさん展示して頂きました。針や糸を収めるお道具バッグもありますよ。そして、これさえあれば冬大丈夫!のルームシューズもサイズ違い揃いました。寒さ対策といえば、耳まで暖かい帽子、コハゼ付きの足首カバー、手袋、マフラーなど、クリスマスプレゼントにもぴったりのステキな小物がいっぱい。

実は私、今年の1月にワークショップに参加して干支の「犬」を作りました。6時間ただただ羊毛をこすり、出来上がった時の感動といったらありません。ものを作り続けるスゴさも改めて感じた次第。加藤さんのフェルト大好きファンの方はもちろん、まだ見たことない方も、この機会にフェルトの豊かさに触れてみてください。(女房)

 

 

ZUS HAND MADE FELT展は、12月19日(水)〜29日(土)

 12時〜20時(最終日18時)月曜(12/24)定休 

 

 

★年内は12月30日(日)まで営業いたします。年始は1月8日(火)より通常営業いたします。

★イベントのお知らせ「宮沢賢治 愛のうた 百年の謎解き」

2019年1月18日(金)19時より、「新叛宮沢賢治 愛のうた」を出された澤口たまみさんとベーシスト石澤由男さんをお迎えしてトーク&ライブを行います。ご予約受付中(1500円)

 

 

 

彼女のフェルトは、一言で言えば「男前」。「こすりの加藤」と自称されるくらい縮毛をかけるので、しっかり感がちがいます。しっかり堅いけれど、羊毛なので、手に取ってみると驚くほど軽く、暖かい。

加藤ますみさん(ZUS)のフェルト展は、2014年12月に初めて開催しました。2015年がヒツジ年だったので、羊毛でヒツジをたくさん作って頂けたら楽しい!とお話したら、即座にのってくださいました。「次は酉年に向けて、きっと2016年12月に!」という約束とおり、たくさんの鶏たちを引き連れて来て頂きました。親子の鶏は、「干支セット」として飾ってもらえるものと、ポケット代わりのバッグがあります。どちらも動物キャラを得意とされている加藤さんの、なんとも愛らしい作品です。

私が欲しいな、と思っているのは「お座布団」(写真上・1枚10000円)。中綿がはいっていなくても、フェルトが二重なので十分暖かくて、編んでいるものより季節を選びません。お尻に敷くのがもったいないからと、大切なものを並べるマットとして購入された方もいらっしゃっいました。「これはね、防災グッズになるんですよ。」と加藤さん。頭にのせたら頭巾のようになって、熊本のお友達に喜ばれたとか。フェルトは燃えにくいし(少しは焦げる)、水にも強い。防災グッズにはもってこい。動物の毛ってすごいです。

リュックサックも、軽くて美しいものが並びました。リュックを背負うと暖かいっていうのは、これからの季節、なんだか嬉しいですよね。2年ほど前から年に2〜3個作り続けておられる大作「キャリーバッグ」も、ぜひ実物をみてください。気の遠くなるほど時間のかかる作業だろうと思うのですが、「時々、大きなものが作りたくなる。」と、またまた男前なお言葉。どこまでも力強い。ご本人も作品もますます好きになります。

もちろんお馴染みの動物キャラのキーホルダー・ペットボトルホルダーも、人気のスリッパもたくさん並びました。今回新しく「ICホルダー」(イヌ・ネコ)も定番に加わりました。暮らしの中から、楽しくてユニークな発想を形にする実力者、加藤ますみさん。何かと忙しい時期ではありますが、彼女のステキなフェルト作品に、ぜひ触れてみてください。(女房)

★「ZUS HAND MADE FERT」展は12月28日(水)まで。

 月曜日定休(最終日は18時)

 

★レティシア書房は12月29日〜2017年1月4日まで休業いたします。新年は1月5日から平常通り営業いたします。

 

 

 

 

加藤ますみさん(ZUS)のフェルトは、シャープです。

羊毛から作るフェルトがシャープってどういうこと?と思われるかもしれませんが、見ていただくと解ります。形も色もきりっとしていて、固く作られたフェルトは立体的。柔らかい羊毛のイメージが変わります。

しかし手に取ってみるとこれが、また軽くて暖かく優しいのです。

加藤さんのワークショップに行った友人は、大きな型紙から縮毛する技術と、根気に驚いていました。かたくてしっかりした「ルームシューズ」や「かばん」は、型紙のおよそ4分の1の大きさまで縮毛して行くのです。そして、今回出展していただいた「ショルダーバック」は、なんとコンパネ大の型紙から8分の1の大きさまで縮毛したもので、軽くて丈夫、その上美しい、という3拍子揃った逸品です。是非手に取ってみて下さい。

そして、加藤さんと言えば、動物のステキな小物達が揃いました。やぎのティッシュペーパーカバーは、まるで紙を食べているかのようで、ユーモラス且つ洗練された形で部屋のアクセサリーにぴったり。もちろん定番の動物の顔のキーホルダーも沢山揃っています。

店の入り口付近で、ゆらゆら舞いながらお出迎えする「ツバメ」のモビール」は、なんと、ボールペンというステキな演出です。これは、いつも「ボールペンはどこ?」と捜してしまうので、ツバメのフェルトをボールペンにかぶせて、羽の部分にマグネットを仕込み、例えば冷蔵庫の扉などにくっつけられるように工夫されたのだそうです。ただ意表をついたデザインというより、作家自身が、日々生活の中から思いついたアイデアが満載の、あたたかなフェルト作品なのです。そして、2014年最後のギャラリ−を羊で作ったヒツジを並べてほしいという希望を叶えていただき、来年の干支のヒツジが、出そろいました。21日(日曜日)には、ZUSさんのアトリエでヒツジを作るワークショップも開かれます。こちらの方はアトリエに直接お申し込みください。(店にはチラシをおいています)じぶんの手で作るヒツジはきっと愛着一入でしょう。いいお正月が迎えられそうですね。(女房)

☆「FELT展」は12月16日(火)〜29日(月)まで 

(22日は休ませていただきますが、29日月曜日は営業します)

 

 

 

 

 

ヒツジ年といえば、吉田逸平さんの陶器の「おきあがりこぼし羊」も人気です。こちらも手に取ってください。

 

 

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