田中六花さんの台湾手帳が4点入荷しました。「台北あれこれ」、「日々あれこれ」、「高雄あれこれ」そして「書店あれこれ」です。(各500円)

本好きなら、一番気になるのが「書店あれこれ」でしょうね。表紙には、書架の前でまったり昼寝中の書店猫。これだけで手に取ってしまいました。大型書店から、独立系の小さな書店、雑貨やミニプレスを扱っている店など、どの店も魅力的です。ご当地のミニプレスを手広く扱っている「書房味道」では、ミニプレスの紹介もされていて、「秋刀魚」という日本紹介の雑誌もあるみたいです。また、週末だけオープンしていて、台湾、日本、欧米のミニプレスを扱う「下北沢世代」なんて店もあります。

「台北あれこれ」は、豊かな食文化の紹介から始まります。世界のどこよりも、ドリンクの種類が多いのが台湾ではないかと著者は書いていますが、まさかの組み合わせで、オリジナルドリンクがどんどん出来上がっているらしい。ヤクルトが緑茶やレモネードと合体したり。ステキなカフェやインディーズに強いCDショップなど面白そうなお店がいっぱい。その中の個性派本屋「田園城市」には「社長の古本屋」というコーナーには、「非情城市」のサントラレコードや、川端の「古都」の映画スチールが飾ってあったりと、ぜひお邪魔したい場所です。

「日々あれこれ」は、台湾でみつけた楽しみが詰まっています。食堂の手書きメニューから、なんとも味わい深い散髪屋さんのイラストまで、ぶらりぶらりの散歩途中で拾い集めた面白いものが満載です。筆者は、篆刻を習っていたみたいで、味わい深い篆刻の世界も紹介されています。

4冊目の「高雄あれこれ」。高雄?どこ? そう、高雄は、台湾南部にあります。港町なので、様々な文化を吸収してきた雰囲気が街に残っているらしい。カラフルな看板は猥雑で、下町感一杯です。漢字表記はなんとなく読めて嬉しいですね。元日本料亭だった場所を改築した「書店喫茶・一二三亭」は、なんだか落ち着けそうなお店です。

この台湾手帳を発行されている田中六花さんは、語学留学を経て、日本と台湾を繋ぐ各種イベントを企画、台湾歴18年のベテランです。HP「台湾情報」もチェックしてみては如何でしょうか。

 

★吉田篤弘の新刊「京都で考えた」(1620円)が発売されます。

全国発売は10月20日ですが、京都地区先行販売が決まりました。また、ご予約された方には先着でサイン本をお渡しします。先行発売は10月12日(木)です

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