2018年6月に、梅田香織さんの日傘展を初めて開催しました。ちょうど梅雨入りの鬱陶しい時期でしたが、店内にパッと花開いたような日傘は見ているだけで楽しくて、元気が出たものです。

梅田さんは、長い間ファイバーアートの作家として活躍してこられました。日傘はもともと自分で使うために作り始めたのですが、生地を選び仕立てる工程がとても楽しくて、前回の個展から日傘作りにますますはまり、3年後、パワーアップして戻ってきてくださいました。

古い日傘(昭和30年〜40年代)を解体して、昔の職人さんの仕事に感心したり、何度も布を張り替えて大事に使われていることに感動し、そこへセレクトした布地を張り替えて、新しい命を吹き込みます。生地は主にアメリカのテキスタイルが多く、ユニークで素敵。さらに、梅田さんは傘に縁取りをします。編んだり、収集していたアクセサリーを組み合わせることで、ますます梅田さんのセンスが光ります。

アート作品に取り組んでいた頃も、色々面白い素材を集めて、組み合わせて、新しい作品を生み出してきた、それが、日傘作りにも生かされているようです。梅田さんの日傘は、他にはないユーモアと美しさがあり本当に魅力的です。ぜひ一度ご覧になってください。傘をパーっと広げた瞬間、嬉しくなりますよ。今回は、友人の漆塗りの作家、小田切裕美さん作の真っ赤な柄がついたものもあります。(日傘は18000円〜20000円)

本屋での個展ということで、ブックカバーも並びました。これがまた、梅田テイスト!表地と裏地の組み合わせが絶妙です。(1500円税込)

 

⭐️梅田香織「なつのひがさ」展 

6月9日(水)〜20日(日)13:00〜19:00   月・火定休

今日は各地で梅雨入りしたとか。京都も昨夜から雨が降っています。でも、レティシア書房の店内には、ぱぁ〜っと日傘の花が咲きました。梅田香織さんの作られた日傘は、実に楽しいです。

 テキスタイル作家として活躍して来られた梅田さんが、今回の個展のために集めた美しい布を、日傘に仕立てられました。そう、手づくりの日傘。もともと傘のために作られた布ではないので、晴雨両用ではありませんが、どれもみたことないような個性的なプリント柄で、センスの良さが光っています。うんざりするような暑い日でも、こんなに楽しい日傘をさしたら、よっしゃー、と出掛ける気になるというものです。袋付きの折りたたみ傘もあります。(日傘はすべて8000円)

オレンジ地に、フリーダ・カーロの顔をデザインしたプリント、涼しげな水色の蛸柄、可愛いピンクのレンコン柄、などなど、どれもみんな素敵です。飾るのを手伝いながら、広げては、たたみ、また次のを広げて、と展覧会が始まる前から大騒ぎです。鏡もご用意いたしましたので、ゆっくり選んで下さい。もちろん見に来てくださるだけでも大歓迎。ワクワクしますよ。

本屋で開く個展ということで、同じ布で、ブックカバー(新書サイズ・文庫サイズ共1200円)も作っていただきました。裏地も柄違いで丁寧に仕上げられています。そして、フワフワした水玉みたいなブックマークが、梅田テイストで、またなんとも可愛い。(500円〜800円)

梅田さんは、嵯峨美術短期大学を卒業後、国内はもとより、世界各地の様々な展覧会でテキスタイル作品を発表されてきた作家さんです。今回は、初めて、自分が染めたものではなく、買い集めた好きな布で、「商品」を作るということに挑戦していただきました。とても楽しんで作り出されたモノたちは、手に取ってもそのウキウキ感が伝わってくるみたいです。

鬱陶しい日が続きますが、ぜひ元気印の日傘に会いにお越し下さいませ。(女房)

梅田香織「日傘とブックカバーの展覧会」は6月17日(日)まで。月曜日定休。12時〜20時(最終日は18時まで)

 

なお、「染・清流館」(中京区室町錦小路上る)にて、梅田香織さんの参加されている展覧会『絞る締める染める』が開催 中。こちらも6月17日まで(10時〜17時 月曜休)