油田さや香「大きな男、小さな天使」展が本日から始まりました。

油田さんは京都府生まれ。12年間の油絵制作を経て、2017年より水彩やインクなどを使った絵画表現に取り組んでいます。

壁いっぱいに並んだ30点以上の水彩画は、星を読む天使、花に乗って軽やかに空をゆく猫と女、時間が止まったような室内など、落ち着いた美しい色合いで統一されています。作家の好きな物語が密やかに、しかしはっきりと見えてくるようです。

ゆっくりと季節を感じたり、移り行く時を見つめていたり、本を読んだり、油田さんの絵の中の人は、大きな声を出しません。今いるところから少し離れて、わずかに浮遊する人たちが、小さな声で歌ったり、静かに祈りを捧げています。じっと耳を澄ましていたら、絵の中に流れている風の音や、花々が奏でる音楽が聞こえてくるかもしれません。

「静かな時間に姿をあらわす者がいる。

朝日に照る白壁に、  揺れるトネリコの葉に、小鳥のおしりに、 車窓に流れる町に、 帰り道の靴音に。

目には見えないけれど  やさしい気配を感じる。

今日はなんだか楽しそう。  いや少し悲しそう・・・?

人間のようで精霊のようで  そんなおかしみのある来訪者たちの  ひそやかな世界を描きました。」

今回の個展に際して書かれた作家の言葉です。

何かと落ち着かない日々ですが、ゆっくり物語の世界に遊びにきてみてください。

ちなみに上の写真「星読み」の絵の中の星座は、本日2月16日のものだそうです。(女房)

⭐︎油田さや香絵画展「大きな男、小さな天使」は、2月16日(水)〜27日(日)

月・火定休日   13:00〜19:00  

 

 

 

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