現在、当ギャラリーで写真展開催中の、動物レスキュー組織「アニマルレフージュ関西(ARK)」の来年度カレンダーが入荷しました。毎年、販売していますが、なんとか今回の写真展に間に合いました。今日から12月まで当店でお取り扱いしておりますので、よろしくお願いします。

壁掛けタイプ(1000円)と、卓上タイプ(800円)の二種類があります。顔を寄せ合った子いぬの写真なんか、もう可愛い!!と、抱きしめたくなりますが、彼らは決して幸せな境遇にいたわけではなく、それぞれの事情を抱え、ARKにたどりつきました。今でこそ、ARKという保護施設で、安心した生活を送り、また新しい家族に迎えられた犬や猫もいますが、過去には、遺棄されたり、暴力を受けたりしています。

ARK代表、エリザベス・オリバーさんの「動物と分かちあう人生」(1944円)、「スイート・ホーム物語」(1836円)、「日本の犬猫は幸せか」(734円)を読むと、ヨーロッパに比べて動物保護意識の低い日本の現状、災害時のペットの安全対策、あるいは安楽死の現状をつぶさに知ることができます。(以上3冊の本の販売は写真展最終の18日まで)

動物にとって優しくない国は、やはり人にとっても優しくない国ではないでしょうか。

 

さて、本日オープンしたMUJIBOOKS(イオンモール京都/無印良品)の「オススメ本の紹介」コーナーに参加させていただくことになりました。これは、何人かが、それぞれセレクトした本を数冊選び、コメントとともに店内で展示販売してもらうという企画です。テーマは何でも良かったのですが、「共生」ということを考えるという意味合いで、以下の文を添えて熊に関する本を選びました。こんな本です。

「ぼく生きたかったよ」 すずきまりこ かりん舎
「ブルーベア」 リン・スクーラー 集英社
「熊になった少年」 池澤夏樹 スイッチ・パブリッシング
「終りのない旅星野道夫インタビュー」 湯川豊 スイッチ・パブリッシング
「なめとこ山の熊 あべ 弘士 三起商行

いつから、熊は人間の敵になってしまったのでしょうか。クマモンは可愛いけど、本物は人を襲うから怖いと考えますか?本来、熊は山の奥で彼らの生活を全うしていたはず。それが、人間の住む近くまで出てきたのは何故でしょう。そんな事も含めて、人間にとっても、熊にとっても住みやすい世界のありようを考える本です。」

 

私たちも、犬も猫も、熊も、この星に共にへばりついて生きていることを、頭の隅に置いておきたいものです。

 

★毎年恒例になりました『ネイチャーガイド安藤誠さんの自然トーク「安藤塾」』は、10月28日(金)7時30分より開催が決定しました。(要・予約 レティシア書房までお願いします) 

★★カナダ在住で、ドールシープを撮影されている写真家、上村知弘さんの写真展を11月1日(火)〜13日(日)まで開催します。5日(土)夜に、上村さんによるスライドショーを予定しております。(要・予約 同じくレティシア書房までお願いします)

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今年も北海道から、北国の自然の事、アラスカのオーロラの事などを魅力的に話してくださるネイチャーガイドで、釧路鶴居村のロッジ「ヒッコリーウィンド」オーナー、安藤誠さんの講演が決まりました。

10月25日(土)夜7時30分からです。(有料、要予約)

昨年は、日本の野生の熊の危機的状況や、アラスカの大自然の美しさを熱心にお話いただきました。さて、今年は何について語られるのか、今から楽しみです。

レティシア書房開店の年から、毎年講演をお願いしていて、今年で3回目。いつも店内の本棚を楽しげに見ておられますが、とりわけネイチャー関連の棚は熱心です。今年も彼好み?の本を揃えています。もちろん、お客様にも気に入ってもらいたくて、こちらも気合いが入ります。

北海道と言えばアイヌ民族のことは外せません。で、「先住民族の本」という棚を拡張しました。従来の在庫に加えて、人類学者の山田孝子がアイヌの言葉が形成する宇宙と自然を解説した「アイヌの世界観」(講談社900円)、萱野茂がアイヌ民族に伝わる数多くの昔話を紹介する「ひとつぶのサッチポロ」(平凡社1300円)などが新しく加わりました。

アイヌ民族だけではありません。イヌイット、ネイティブアメリカンへと、先住民族というカテゴリーに捕われることなく、アジア、アフリカ等で暮らす人々を見つめた本もターゲットにしています。

例えば、ギニア出身の作家カマラ・ライエが自分の少年時代を振返った自伝的小説「アフリカの子」(偕成社600円)、トルコ遊牧民と共に暮らした記録をまとめた新藤悦子「羊飼いの口笛が聴こえる」(朝日新聞社500円)、写真家稲垣功一がぐるりアジアを巡った経験を文章と素晴らしい写真で構成した「アジア視線」(毎日新聞社600円)等々入荷しました。

本だけではありません、ロシア、モンゴルに囲まれた小国ブリヤード共和国の遊牧民の女性ナムガルの、或は西サハラの難民キャンプ生まれの女性アジサ・ブラヒムのエモーショナルに響く歌声の詰まったCDが入荷しています。この音楽に関しては、また別の機会に詳しく紹介いたします。

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