明けましておめでとうございます。今年も又、面白そうな本を探してまいりますのでよろしくお願いします。さて、2016年のギャラリーは「あかしのぶこ動物たちの肖像画展 ぼくらは知床に暮らしている。」で幕開けしました。

あかしさんの絵に初めて出会ったのは、知床発のミニプレス「シリエトクノート7号」の表紙でした。じっとこちらを見つめているクマの顔がユーモラスで温かく、魅かれました。(今から思うと、どこかご本人に似てるような気が。)北の大地に生きるクマや鹿、キタキツネ等を描いた作品を多くの方に知ってもらいたいと思い、個展をお願いしました。知床の自然の中で生きる動物達をみつめながら描く絵は、その地に対する愛があふれています。

冬眠に入るクマの親子を見つめた「冬眠穴の親子」に注がれる深い優しさに満ちた視線。鹿とアイヌの子供たち、キタキツネ、そしてクマの親子が一つの画面の中に納まり、自然の恵みを収穫している様を描いた「森のシカのものがたり」。深い森の中、ふわっと飛翔するももんがを描いた「ねむたいねむたいももんがたち」等の作品が並びました。(原画はすべて非売品)そして、木製の額はあかしさんの手づくりです。

今回、彼女が描いた絵本をできるかぎり持って来て頂きました。(一部を覗いて販売しております)「しれとこのきょうだいヒグマ ヌプとカナ」は、クマと人間の悲しい現状を描いていて、彼らの生活圏に入ってしまった我々人間の身勝手さに心傷む作品です(知床財団発行1500円)。また、原画も展示中の「森とシカのものがたり」はシカの住む森を描きながら、やはりそこに踏み込んでしまった我々との共生を、未来にどうつなげてゆくのかが書かれています。(野生動物教育研究室WEL1200円)

あかしさんと出会うきっかけになったクマが表紙の「シリエトクノート」は、残念ながら絶版ですが、ポストカードはあります。なお、「シリエトクノート」8号、9号、10号は販売しております。是非この機会に手に取って観て下さい。

あかしさんは1月14日(水)、15日(木)は、在廊される予定ですので遊びに来てください。また、15日(木)の夜19時30分から店内にて、知床の動物達についてのトークショーを行います。お時間のある方はお越しくださいませ(要予約)

今回は、作品の他に、斜里町のパン屋さんメーメーベーカリーさんから、パンと焼き菓子を販売していただいております。(届いたばかりですが、開店直後から売れています!!!お早めに)(女房)

あかしのぶこ 動物たちの肖像画展 「ぼくらは知床に暮らしている。」

1月17日(日)まで  月曜日定休

 

 

 

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今年も一年間、大変お世話になりました。毎日更新してきた「店長日誌」の感想を頂くことも多くなり、また一年頑張ることができました。

そして、ギャラリーには素敵な作家の方々に作品を飾って頂きました。

◉むらかみひろこ新作絵本と雑貨デザイン展 (読み聞かせも)◉かくたみほ個展(写真)◉torio食堂だいどこしごと展 ◉茶路めん羊牧場展 ◉棚からうさもち展「うさぎがたり」 ◉古河郁「風景のある図鑑」展 ◉古書善行堂ワンコイン古書市 ◉江川智洋小作品展「絵きごう」 ◉ハセガワアキコ版画展「バベルの書室」 ◉もじゃハウスプロダクツ製作ノート展「おいでよ!もじゃハウス」 ◉木村ぼう写真展「モノローグ 静かなモノの物語」 ◉たがわゆきお展「旅する。」 ◉上仲竜太「小さな絵本」展 ◉土本照代藍染め作品展「あいぞめのゆめ」 ◉ARK写真展「犬生、猫生、人生。」 ◉レティシア書房「夏の一箱古本市4」 ◉朝野ペコ・楠木雪野「荒野の二人展」 ◉momoko個展 絵本「はなとうめのしあわせカフェ」◉中西敦浩作品展 ◉たかせちなつ「まいにちいろいろ展」 ◉梶間千草「はなとメルヘン」展 ◉安藤誠写真展 (安藤誠トークショーも)◉kotohanaペーパークイリング作品展「空即是色」 ◉豊原エス・足田メロウ 「日々のかけら」展◉6人の銅版画展「レティシア書房で贈り物」展

また、世田谷ピンポンズさんには、秋の夜、素敵なライブをしていただきました。そして、恒例となりましたネイチャーガイドの安藤誠さんトークショー「安藤塾」は来年もやります。お楽しみに!

ブログでは多くの本、音楽、映画を紹介させていただきましたが、特に印象深かったのは、

◉本  鹿子裕文「へろへろ」これほど笑わせて、前向きにさせてくれる本も久々です。石川梵「時の海、人の大地」辺境で生きる人びとを捉えて、どんな場所でも人は生きることを教えてくれる。松家仁之「沈むフランシス」小説ってこんなに面白い!!

◉音楽 キース・リチャード「クロスアイド・ハート」老いてこそのロックンロール!と喝が入りました。ピチカートワン「わたしの二十世紀」私小説を音楽で表現した傑作。シュガーベイブ「ソングス」発売49周年を記念した特別編集版。今聴いても色褪せない音楽。

◉映画 洋画:「皆殺しのバラッド」えぐり出されるメキシコの犯罪地獄を見つめたドキュメント。「アメリカンスナイパー」主人公を英雄視しないラストの沈黙にイーストウッドの矜持を見ました。「さよなら人類」わけのわからん映画なんですが、なんか人生って切ないよねよホロリとさせる不思議に魅力的な映画でした。   

◉邦画「恋人たち」ほとんど絶望に人生に果に見つけた僅かの希望。ラストの青空に号泣しました。「海街diary」女性達の人生模様を軽やかに描いていました

レティシア書房もおかげさまで来年3月で満4年となります。ということは、開店直後に我が家にやってきた猫のBB(べべ)も、もうすぐ4歳。大食いのせいか、はかなげな子ねこだった時の面影はどこへやら、この面構えです。ヒタヒタと押し寄せる不穏な政治の動向が気になりますが、どうか皆様よいお年をお迎えくださいませ。2016年は、1月5日から営業いたします。ギャラリーは、あかしのぶこ動物たちの肖像画展「ぼくらは知床(ここ)に暮らしている。」で幕開けです。どうぞよろしくお願いします。(店長&女房)

 

 

 

「ぼくらは知床(ここ)に暮らしている。」あかしのぶこ動物たちの肖像画展は1月5日(火)〜17日(日)

 1月15日(金)19時半より あかしさんによる知床の動物たちのお話会があります。

予約は1月5日から受け付けいたします。お電話またはメールでお申し込み下さい。

 

 

 

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