高山さんは、1991年京都府亀岡市に仲間とともに「亀岡未流窯」を設立して精力的に作陶をしておられます。レティシア書房では4回目の展覧会になりますが、いつもながらの青磁の端正な作品に加え、暖かな風合いの陶器の花器、鍋、マグカップなど 今年も新作をたくさん出品して頂きました。

壁に掛けられる花器に季節の草花を活けると、あの暑かった夏を忘れたみたいに、爽やかな空気が書店にも流れ込んできました。写真(上)の花器は赤伊羅保(釉薬・12960円)の色合いが良い塩梅で、殺風景な壁もすっかり秋の風情です。

小さな鍋は、1合分のお粥が炊けます。今年はこんなふうに、一人用の鍋やフライパンがいくつか出ているのですが、黒釉のフライパン(4320円)って、朝食一人分パパッと作りたい時などにけっこう便利かも、とちょっと心が動いています。お鍋がうれしい時期に合わせて、おおきな土鍋もありますよ。(今回は特別価格の16200円)

亀岡の工房には一度伺った事がありますが、電気だけでなく登り釜でも焼いています。その一つが、白磁器焼き〆注器(写真右)。灰が乗って深い色合いになりました。お酒を嗜む方にはこれまた良い季節。こんな酒器で一杯、贅沢な秋の夜長ですね。

毎回、陶展では壁がどうしても寂しいので、花器をたくさん掛けてもらうのですが、今年は高山さんの友人の日本画家大野忠司さんの美しい絵で飾って頂きました。大野さんは、嵯峨美術短期大学日本画専攻科卒業後、池田道夫画伯に師事して日展などで活躍されています。縦長の「バナナの木」など、ベテランの達者な筆による絵を、陶器の作品とともにお楽しみください。(女房)

★「高山正道 陶展」は10月24日(水)〜11月4日(日)

12時〜20時(ただし、10/27(土)はイベントのため18時半まで)

月曜日定休日  

 

 

 

 

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秋深まる頃の季語「冬隣り」

11月16日〜18日の三日間、その「冬隣り」という展示会に伺いました。(写真は撮れませんでした)

上京区の京都府庁近くのお宅を借りて、お茶にまつわる陶、漆、木工、染織、彫金、銅版画、などの作品を並べ、そこでお茶を頂くという企画です。若い工芸家がそれぞれの感性で作ったものを、茶道の難しい作法はさておき、色々な工夫でカジュアルに楽しみましょう、って感じで、家のあちこちに作品を置き、お茶席で使い、和の暮し方もいいね!と提案しています。

 

銅版画を染織の作家が軸に仕立てて、床の間に飾ってありました。少し大きめの木の箱を木工作家が作り、その中に、抹茶茶碗や棗などを収めて携帯用のセットを仕込んだ物もありました。それを持って、紅葉の下でお抹茶を頂くのも風情でしょうねぇ。

 

レティシア書房には様々なDMが置ける棚を入り口付近に設けています。

「冬隣り」のDMは、まず、作陶家の田頭さんが置きにみえました。彼女の個展やグループ展のDMは、開店当初からお預かりしていました。

それから、木工の川上さんが持って来て下さいました。彼は猫町というカフェのオーナーで、レコードを通じて店主がお付き合いさせて頂いていました。まさかのお二人一緒の展示会にちょっと驚きながら、ご縁が繋がってるのを強く感じて、なんか嬉しくて、川上さん作の茶杓と、田頭さんのカップを買ってきました。茶杓はうちではジャム用スプーンに、カップは毎朝のコーヒーに活躍しています。(女房)

 

 

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