本日より山中さおりさんの「ペーパークイリング作品展」が始まりました。

レティシア書房での作品展は8回目となりましたので、ご存知の方も多いとは思いますが、「ペーパークイリング」の説明を少しさせて下さい。細い紙(2㎜〜6㎜幅くらい)をクイリングバーという棒でクルクル巻き、小さな円や楕円、四角や三角を作ります。一枚一枚の紙を、クルクル、クルクル、さらにクルクル巻き、その小さな部品が、例えば花びらの一つ一つとなって花の作品になるという、とても細かい作業の積み重ねで出来上がるものです。英国で生まれたもので、もともとは、聖書を製本した時に出る細い切れ端を(神のことばが書かれた紙なので)大切にして、鳥の羽根(quill:クィール)で巻き、宗教道具や絵画を飾ったのが始まりと言われています。

 

 

どのような手仕事にも言えますが、細かい作業を繰り返し繰り返し積み重ねることで、美しい作品に磨きがかかります。芸事などの技が上達することを「手が上がる」と言いますが、正にそれ!「手」が思う通りに動いて、作品に命が吹き込まれます。新作のコスモスの花々をあしらったウェルカムボード(写真上)は生き生きとした感じがしますし、一方で、ポインセチアの少し落ち着いた色合いの作品も目を引きます。それらすべてが、細い紙を巻いて作った小さなパーツの集まりなのです。この写真(左)でわかっていただけるでしょうか?

 

クリスマスシーズンということで、グリーティングカードや、プレゼントに添えるクリップなど華やかな小物もたくさん並びました。また、初級〜中級者用にペーパークイリングのキットをセットしたもの、用具なども販売しております。1セット1200円のものが2セット購入の場合は、二つで2000円となる特別価格のものもご用意しておりますのでこの機会にぜひ。

山中さんは絵を描いたり絵本づくりを考えたりと進化し続けています。来年もまた新作を並べるべく、構想を練り始めました。まずはこの秋の新作を、お楽しみ下さいませ。(女房)

山中さおりペーパークイリング作品展 11月26日(火)〜12月8日(日)12:00〜20:00 月曜定休日

 

大阪の動物保護施設「ARK/アニマル・レフユージュ関西」が発行する2020年のカレンダー販売中です。

壁掛けタイプ(1000円)。机上タイプ(800円)があります。売上は、全てARKにお渡しいたします。当施設に保護されている動物たちのために使われます。

 

 

 

 

 

2008年、8月中石妙子さんは他界されました。生前、花が大好きで、多くの写真を遺されました。

その七回忌にあたり、回顧展を彼女の姪にあたる女性が企画されて、8月19日(本日です。ブログ上げるのが遅れました)より開催になりました。

野に咲く花の可愛らしさ、美しさを表現した写真が10点あまり展示されています。ゆっくり見つめていると、野の花の声が聴こえてきそうです。

31日まで開催(最終日は7時まで)していますので、お時間あればお立ち寄り下さい。

主催されたのは、昨年当ギャラリーで「祇園祭」の写真展をして頂いた千葉さん。彼女のお母さんの義姉にあたるのが中石さんということで、千葉さん自身も幼い頃から、伯母さんの写真を見て大きくなり、影響を受けたと言っておられました。

 

さて、何か本の紹介を、と探したところ今森光彦さんの写真と文章を一緒にした「里山の一日 春の日」(アリス館1250円)をみつけました。萌えたつ新しい息吹に満ちています。中石さんの写真展の作品も春の花が多く、そんな気分が満ちています。

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と言っても、待っておられるのは数人ぐらいですが、彼女の著作が何冊か揃いました。入荷したのは、「ベジタリアンのいきいきクッキング」(NHK1100円)、「野菜いっぱい大地の食卓」(知恵の森文庫500円)、「母なる自然の食卓」(東洋書林1100円)の三冊です。

鶴田静さんは1975年から 77年までウィリアム・モリス研究のためイギリスに滞在し、そこでベジタリアンになり、その思想と料理を研究。帰国後、最初のエッセイを出版して以来、自然生活、環境、食文化、庭園と草花につい ての執筆、英語翻訳をして、現在は夫の写真家エドワード・レビンソン氏と犬1匹と房総半島の農村在住。

私が初めてこの人の本を読んだのは、「ベジタリアン宮沢賢治」でした。ちょっと文章が難しくて、当時は理解できなかったことも多くありましたが、何故か気になる作家でした。

最後の晩餐はカツ丼大盛りを食べたい私は、ベジタリアンではありませんが、ベジタリアンという言葉の意味合いを初めて教えてくれたのは、宮沢賢治の「ベジタリアン大祭」という小説でした。そして、その次が、賢治について書かれていた鶴田さんの著作でした。あれから、20年余り。今、読み返すと、そうだよねと納得することばかりです。レシピとエッセイの一緒になった「母なる自然の食卓」で、こんな文章に出会いました。

「植物はどうして人間のからだのことを知っているのだろうか。といつも私は感心し、その不思議に驚きながら食べている。人間のからだは自然から作られているから、それで自然は人間のからだと共鳴し、もしからだが悪くなったら、自然がその部分を治してくれるのだろう。」

自然と人間のからだが共鳴しているなんて、当たり前のことのなのですが、皆忘れていますよね。

三冊とも、野菜レシピ満載の本です。同時に入荷してきた「植物史」や素敵な料理本と一緒に入り口付近の書架の二番目に設置してありますので、興味のある方はどうぞ。

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『高山植物の宝庫伊吹山ハイキング』に行きませんか?という魅力的なお誘いを受け、8月6日月曜日朝、京都駅から快速米原行きに乗り込みました。

 

誘ってくれたのは高校時代の友人で、年季の入った山ガール、ノリコさん。4年ぶりの同窓会に帰京する機会に、前から約束していた山歩きを、私の休みの日に合わせて計画してくれました。ノリコさんの幼なじみ、Iさんと三人のおばさんツァーです。

 

普段、運動といえば犬の散歩くらいのものなので、猛暑の中、体力に自信がなかったのですが、3合目から頂上まで2時間半、石灰岩むきだしの難所もクリアして、歩き通せました。

運動不足の初心者のために何度も休憩をとってくれて、おやつまで用意して頂き感謝カンゲキ。

あのどら焼きは疲れた足と気持ちをすっかり元気にしてくれました。

 

ところが頂上に着く直前から急にガスが出てきて、お昼ご飯を食べる時は辺りは真っ白。

引率者のアドバイス通り薄いヤッケを持参してよかったと思う程寒いし、せっかくの琵琶湖もまったく見えないし、山の天気は変わりやすいというのを実感しました。

 

でも1時間もすると晴れて来て(ワタクシ自他共に認める晴れ女です)、下山する頃にはお花畑が目の前に広がり、美しい景色を満喫。

知りませんでしたね。

京都から日帰りの範囲で、こんな素敵な高山植物の群生をみることができるなんて!

今は下野草の最盛期、濃いピンクの可憐な花がいっぱい。

そのほか、シシウド、メタカラコウ、クガイソウ、カワラナデシコ、アカソ、イブキジャコウソウ、サラシナショウマ、オオバギボシ、コオニユリ、ミヤマアザミ等々。

覚えたばかりの花の名前を羅列しましたが、うん、今この瞬間なら、まだそれがどういう風情で咲いていたか思い出せます。(記憶力は体力よりさらに自信がないのでね)

 

伊吹山は伊勢湾と若狭湾が東西から入り込んで本州のウェストのように細くなったところに位置しているせいで、冬は豪雪だし、天候は変わりやすく、ガスも発生しやすいとか。そのおかげでまた高山植物がよく育つのだそうです。

あ、これ、山頂から下りる時に、ご一緒して下さったボランティアのおじさんに教えてもらいました。

 

帰りは9合目から関ヶ原まで路線バスに乗って帰りました。

翌日足が痛いのは、下山の時の負担が大きいせいらしい。

これも経験豊かな山ガールの心遣いあふれるプランのおかげ。

何から何までホントにありがとうございました!(女房)

 

 

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