そんなに古くもなければ、最近でもない、ビンテージモノにはなれないけれど、まぁこれはいいよね、という雑誌が、数点まとめて入りました。

先ずは、2006年6月発行の「ブルータス」で、特集は「国際空港」。世界中を旅する写真家などが、お気に入りの空港をそれぞれ上げています。写真家大森克己が推薦した飛行場というのが、ケニアのマサイマラ国立公園内発着場。広大なサバンナの中、キリンやゾウが走り回る草原の一角にある待合所には、ウソでしょう?!と声を出したくなりますが、いい写真です。冒険家石川直樹はベスト1に南極飛行場を上げていて、これも飛行場とは呼ばんだろうという場所。でも美しい。そして写真家木寺紀雄が撮ったブータンのパロ国際空港は、これまた物語に登場しそうな美しい場所。

で、この号、音楽ファンは探している人も多いはず。藤原ヒロシと大沢伸一によるCD が付いているのです。「ファーストクラス・ラウンジ・ミュージック」(未開封)が楽しめます。さらに、飛行機ファンには、コレクターアイテムの「エアライン61社尾翼ステッカーが付属しています。値段は800円。

 

次は、2012年10月発行の「ポパイ」です。こちらは、丸ごとニューヨーク特集。アメリカ映画、音楽、小説好きの方はぜひ。12年発行なので、情報としては古いですが、この街の魅力を十分に伝えています。音楽を聴きながら眺めるといいかも。もちろん、NYの本屋特集もありますよ。全160ページ、ほぼNYです。値段は400円。

 

大橋歩が責任編集をして、ミニプレスとして発行していた頃の「Arne/アルネ」の14号と16号もあります。やはりこの頃のアルネは、いい!レイアウト、写真、構成、そして出てくる人たちのセンスの好さ等が、上手くクロスオーバーしていて、上質な生活雑誌になっています。16号に登場するイラストレーターの柳生まち子さん夫婦の、黒姫の仕事場兼自宅の空間の素敵なこと。本好きなお二人の書架を見ているだけで楽しくなります。

このスタイルを、その後、多くの出版社が真似て雑誌を発行していますが、どれも似たり寄ったりです。発行されたのは、14号が2005年、16号が2006年。大橋歩の優れた感覚が如実に出た雑誌でした。今、この時代のアルネを集めるのは、かなり難しいかもしれません。値段は各800円です。