1日から5日で、夏のお休みを頂きました。旅行に行くでもなく、いつもと同じように早起き、犬の散歩の毎日でしたが、なかなか伺う事ができなかった個性的な書店にお邪魔してきました。そのお店については、また後日紹介いたします。

さて本日より、青幻舎、パイ・インターナショナル、LIXILの三社のご協力を得て、古書店で開催する新刊アート・ブックフェアを開催します。それぞれの個性がよく出た書籍を送っていただきました。

青幻舎からは、「井浦新の日曜美術館」(1728円)。これは、毎週日曜の午前10時から、NHKで放送されている「日曜美術館」で紹介された作家について、また自分自身の美意識について書いたものです。私もこの番組は毎週欠かさず観ていましたので、早く読みたかった一冊でした。

“SEIGENSYAFOCUS”(各3024円)という新シリーズもいい企画です。一人の作家を1冊まるごと特集するもので、アンディ・ウォホール、フランシス・ベーコン、ジョージア・オキーフの三人が出そろいました。個人的にはジョージア・オキーフが良かったですね。また、NASA全面協力の、殆どアブストラクト写真みたいな「MARS火星」(12960円)は、大きな本ですが、サンプルがありますので中身をじっくりご覧頂けます。

 

 

パイ・インターナショナルからは、「ピカソの陶芸」(2484円)が、最新刊の注目品です。画集は多数でていますが、陶芸作品200点余りを収録した本は、これが初めてでしょう。楽しくなってくる作品ばかりで、ウキウキ気分にさせてくれます。この出版社からは、「はじめて」シリーズの絵本、「宇宙旅行へでかけるえほん」、「ほしぞらえほん」、「からだえほん」、「てんきえほん」(各1944円)を。是非ご覧下さい。子ども向け絵本ですが、ほぉ〜、そうかと納得する事多しです。絵柄も美しく、年代を問わず楽しめます。もう一点、3888円という値段が、えっ、この価格でいいのと思わせる絶景天体写真集、「グリニッジ天文台が選んだ絶景天体写真」は素敵な写真集です。阿呆なハリウッドSF映画観るぐらいなら、こちらをおススメです。

建築関係の専門出版社、LIXILからは、同社の「INAXギャラリー」シリーズから、10点ベストセラー出していただきました。新刊書店勤務時代に、正方形の判型の同シリーズの特集は何度かしました。ユニークな視点が絶妙で、「クモの網」「考えるキノコ」「小さな骨動物園」「種子のデザイン」等。なんだかタイトルだけで中身を見たくなりますね。各1620円。全く新しい視点で世界を見ることができます。「『子どもの科学』で大人になった」お父さん必読の一冊です。

Art Book Fairは9月6日(土)〜14日(日)まで。レティシア書房にて 

 

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美術、デザイン書の専門出版社「PIE International」の素敵な書籍が入荷してきました。この出版社には、新刊書店勤務時代からお世話になりっぱなしでした。決して安い本ばかりではありませんが、コンセプトのしっかりした、ずっと側に置いておきたいものばかりです。

今回入荷したのは、フィンランドの代表的テキスタイル「マリメッコ手帖」(1680円)、同じく同国の代表的陶磁器ブランド「アラビア手帖」(1680円)、こけしファン必見の「武井武雄のこけし」(2310円)、ロシアの絵本に登場する挿絵を約300ページにわたって網羅した「ロシアの挿絵とおとぎ話の世界」(2940円)、「挿絵の黄金時代」と言われた1900年代前半のファンタジーイラストを集めた労作「おとぎ話の幻想挿絵」(2940円)、そしてモダンデザインの大御所ウィリアム・モリスの壁紙、テキスタイル等250点を収録した「ウィリアム・モリス クラシカルで美しいパターンとデザイン」(2940円)が第一回の入荷品です。

もう一点、面白い本。それは、ビルマニアカフェ「いいビルの写真集」(2100円)です。

これは、1950年〜60年代のビルがかっこいい!という「ビルマニアカフェ」という5人組が住んでいる大阪で、好みのビルを探訪したもの。このビルたちは、日本がイケイケドンドン時代にそれこそドンドン建てられたもので、あまりに目に馴染みすぎて、例えば、大正建築や昭和レトロ建築物のように取り沙汰されないのです。ところが、現在の効率的で、スマートなビルとは違い、内装などにもまだまだ職人技が生きていて、階段の手すりなどもいい感じのデザインが多い。そのあたりに着目したなんともユニークな魅力的な本です。

今回はこれだけですが、これからも面白い本が出れば揃えていきますので、ご期待を。

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